鮎・あゆ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。









   若鮎の腑のしずかに汚れけり          掌


      (わた)







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  <鮎・香魚・年魚・鮎釣解禁・川開き・囮鮎>


アユ科の淡水魚。

体長20~30センチ。

冬、稚魚は海へ下り、春、川をさかのぼり、

秋、川を下って中流域の砂利底に卵を産み、

多く1年で生を終えるので年魚ともいう。


食用にされる。

夏の川魚の王である。


6月1日は鮎釣りの解禁日で、

釣師がいっせいに糸を垂れる。


アユの釣り方のひとつに友釣があり、

生きた囮鮎を泳がせ、

縄張意識の強いアユの習性を利用して、

アユを釣る。



夏の季語。



「若鮎」は春の季語になります。

「落鮎」は秋の季語。





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この句、以前、NHK・BSで

「俳句王国」という1時間番組があり、

そこに出演したときの兼題でした。

今現在、鮎、このような状態では、

としきりに思えます。


今年、鮎はどうなのでしょう?