皮白竹の仕事と竹の工芸品  映画「タケヤマの里」 @ノイエス朝日 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

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皮白竹の仕事と竹を使った工芸展 
映画「タケヤネの里」


2012年2月4日(土)~12日(日)

ノイエス朝日 スペース1・2

  
<2月5日 特別イベント>


●ドラムソロライブ、

●「タケヤネの里」上映会

●シンポジウム



ドラムソロLIVEは「頭脳警察」の石塚俊明。
映画「タケヤネの里」の音楽を担当。


さまざまな鉦、竹、竹の小片を集めたものなど
打楽器で無いものも数々。
撥も数種類を使い分け、
かそけき音から、
大音量までパーカッションの音の世界に遊ぶ。


石塚のドラム、
福島泰樹の絶叫コンサートで聞いているが、
ソロは初めて。



ドキュメンタリー映画「タケヤネの里」上映
青原さとし監督


シンポジウム「地域から世界へ―伝統とアートの境界を越えて―」 

青原さとし(ドキュメンタリー映像作家)

飯塚俊男(映像作家・前橋出身)

白川昌生(美術家・前橋在住)



竹の展示作品

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出品作家:佐藤鳳秋(羽箒)・前島美江(竹皮編)
     山本政史(日光下駄)・宮川弘尚(竹工芸)

賛助出品:阿部公則(木工)・後藤英彦(版画・ばれん)



ノイエス朝日ホームページ
 

ドイツ人建築家ブルーノ・タウトが高崎の南部表(雪駄)職人と
共同で作り上げた竹皮編の技術を継承していた前島美江さんが、
福岡県八女市星野村、黒木町、うきは市にしか生えていない
原材料の白竹(シラタケ)が入手困難になる状況を知り、
竹林保全のために地元の人々や都会のボランティアを募り
<八女カシロダケ活用プロジェクトかぐやひめ>を立ち上げました。
 

黒木町笠原の「えがおの森(小学校跡)」を拠点として、
竹林整備や竹皮編講習会や創作タケノコ料理を作ったり、
竹皮工芸なども紹介したりと、
その活動は多くの人々の協力のもと広がりをみせてきました。
 

そして、2008年には旧知である青原さとし氏に監督を依頼して
映像記録も開始し、「タケヤネの里」として完成しました。
 

映画を通して、
高崎の雪駄が全国の高級ブランドとして流通していたこと、
竹の皮が江戸時代の生活の中に組み込まれていたことなどが見えてきます。


竹林の原風景、
そして竹皮文化は日本の風土の中に長く育まれてきたことを思うと、
私たちはこの文化を継承して残していかなくてはと強く思います。