浅草新春歌舞伎  浅草公会堂 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

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今年の初芝居は「浅草新春歌舞伎」夜の部。
若手が一堂に会す。


◆演目はお年玉〈年始ご挨拶〉
 
舞台上より、出演者が部替わりで新年のご挨拶を。
この日は春猿丈。


◆猿之助四十八撰の内

通し狂言 敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがぢゃやむら)
  
 序幕 四天王寺の場より
  
 大詰 天下茶屋村敵討本懐の場まで

 
安達元右衛門/片岡造酒頭  亀治郎
        安達弥助  男女蔵
       早瀬源次郎  巳之助
     源次郎許嫁葉末  壱太郎
     人形屋幸右衛門  薪 車
      伊織妻染の井  春 猿
        早瀬伊織  亀 鶴
     東間三郎右衛門  愛之助





この演目は初見。
一時は悪は栄えといった場もあるが、
めでたく本懐をとげる勧善懲悪のもの。
役者を楽しめる芝居。


亀治郎丈が大活躍。
客席に下りて駆け回る。


席が花道のちょうど七三のところで、
見得をきった眼球の位置まではっきりと見える!?
役者の身体を感じる、じつにリアル。


猿之助丈なら、どう演じたのか、
観たかった、とも。


26日まで。