「月球儀」はこのみなさまに書いて、
描いていただきました。
丹羽敬忠さんは歌舞伎・総見の会の名古屋会長、
歌舞伎座での折々、お目にかかってお話しをするのも楽しみのひとつ。
高松潤一郎さんは俳句への造詣も深く、
俳句評も鋭く。
7月の芭蕉座コンサートに高速を飛ばしてきてくださった!?ことも。
高松作品についての澁澤龍彦の文は
「澁澤龍彦集成」にも録られているもの。
金子兜太はわたくしの俳句の師匠。
師との出会いがなければ、
俳句をやっていなかった!?
●伊豫田晃一(いよだ こういち)
画家・グラフィクデザイナー。http://89490171.com/?top
1967年年東京生まれ。
2011年パリでの幻想画展に出品。
●金子兜太(かねこ とうた) 俳人。1919年秩父生まれ。
旧制高校在学中に俳句を始める。加藤楸邨に師事。
55年、第一句集「少年」刊行。翌年現代俳句協会賞を受賞。
62年俳誌「海程」創刊、社会性俳句の騎手として活躍。
現在、現代俳句協会名誉会長。朝日俳壇選者。
日本芸術院賞など多数受賞。
句集「日常」など著作多数。文化功労者・日本芸術院会員。
●澁澤龍彦(しぶさわ たつひこ) 1928年東京生まれ。1987年没
フランス文学者・エッセイスト・翻訳家・小説家。
十八世紀フランスの異端の作家サドを日本に紹介し、
主に「異端」と「美」について書いた。『唐草物語』泉鏡花文学賞、
『高丘親王航海記』読売文学賞。著作多数。
●高松潤一郎(たかまつ じゅんいちろう)
1941年北海道小樽市生まれ。幻想画家。 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4171210
64年立教大学理学部数学科中退
68年「第一回個展」青木画廊(77,80,84,89,91,03)
71年「現代の幻想絵画展」(朝日新聞社主催)
76年「今日の111人展」(ポストコレクション展)
81年「幻想絵画展」旧西ドイツ私設美術館巡回
82年「幻視者たち展」旧西ドイツ公立美術館
87年「星夜・施術者たち・詩と原画展」東京堂文化サロン
07年「渋澤龍彦・幻想美術館」展 /埼玉県立近代美術館/札幌芸術の森美術館/横須賀美術館
●田中 亜美(たなか あみ)東京生まれ。
俳人・ドイツ文学研究者(ドイツ近現代詩)。
98年 「海程」入会。金子兜太に師事。01年 海程新人賞。
05年 現代俳句新人賞佳作。 「海程」同人。現代俳句協会員 。
著作『現代の俳人101』」(共著・新書館)、
S・A・ハンデルマン『救済の解釈学 ベンヤミン・ショーレム・レヴィナス』(共著・法政大学出版局)
●司修(つかさおさむ) 画家・装丁家・作家。
1936年前橋生まれ。
主体美術協会の創立に参加。
86年池田20世紀美術館にて「司修の世界展」。
出版美術に深くかかわり、ブックデザインや絵本の分野で活躍。
76年『金子光晴全集』で講談社出版文化賞、
78年『はなのゆびわ』で小学館絵画賞。
93年『影について』で川端康成文学賞、
『ブロンズの地中海』で毎日文化賞。
11年群馬近代美術館で「司修のえものがたり」展。
著作に『月に憑かれたピエロ』『戦争と美術と人間』
『蕪村へのタイムマシン』『本の魔法』など多数。
●丹羽敬忠(にわ よしただ)
1939年愛知県江南市生まれ。
62年慶應義塾大学商学部卒業。
歌舞伎研究会三田会・名古屋芸能文化会会員
「月刊なごや」、「御園座筋書」、「雑誌 名古屋芸能文化」に執筆。
著作『歌舞伎の男たち、女たち』(96年 洋々社)
『歌舞伎の彩り』(08年 実業之日本社)
『さくら雑記帳』(10年 ブイエス・ソリューション。
●萩原朔太郎(はぎわら さくたろう)詩人。
1886年前橋生まれ。1942年没。
特異な感覚の新しい口語の世界をひらいた『月に吠える』に始まり、
虚無と倦怠の『青猫』を経て文語詩『氷島』に至る詩業は、
近代抒情詩の頂点といわれる。
他にアフォリズム『新しき欲情』、評論『詩の原理』など。
●渡辺健一(わたなべ けんいち)オペラ歌手(バリトン)。
東京生まれ。 http://ameblo.jp/ken-baryton/
音楽大学在学中より新国立劇場などの国内の主要オペラ団体で歌い始め、
コンクール優勝を契機に渡欧。
渡欧後は主にイタリアとフランスで学び、
フランスでは音楽院及びフランス国立オペラアカデミーを修了。
パリシテデザール劇場のドビュッシー「アッシャー家の崩壊」の
主役で本格的にヨーロッパ・デビューし、
その後、フランスやベルギーの劇場で
プッチーニ「ラ・ボエーム」、モーツァルト「魔笛」、
ロッシーニ「セヴィリヤの理髪師」などに主要キャストとして参加した。
パリ在住。
●山本 掌(やまもと しょう) メゾソプラノ。
前橋生まれ。
二期会、藤原歌劇団でのオペラ、フランス歌曲の演奏活動を行う。
俳句を金子兜太に師事。
金子兜太・自作の俳句によるオリジナル俳句歌曲を
<花唱風弦>と題し、世界詩人会議日本大会など各地で上演。
「芭蕉座」を立ち上げ、うたい語る「おくのほそ道」を上演。
10年芸術文化奨励賞受賞。
句集『漆黒の翼』『朱夏の柩』『銀(しろがね)の』
「海程」同人・現代俳句協会会員・二期会会員。