今回も、今までの妊娠、出産もトラブルやハプニングがいろいろありましたが、
アーユルヴェーダや鍼灸の治療で乗り越えられたことがたくさんあります。
レッスン以外でも妊娠中、産後お困りの方に少しでも参考になればと思い、自分でできる対処法
等を少しづつシェアさせて頂きたく「マタニティ・産後ケア」のテーマを作成しました。
今日は乳腺炎について(^^♪
退院して自宅に戻って2日目の夜 なんだかおっぱいが痛い
熱を持っているような腫れている感じで胸全体が熱く痛む
たまに刺し込むように鋭く痛む
産後4~6日目が乳腺が活発になり、
一番胸が張ると助産師さんが言っていたので、それかなと
思っていたが、翌日早朝なんとなく熱を測ってみると「38度6分」
うわっ結構熱があったんだ |д゚)
この胸の痛みに、この高熱はきっと「乳腺炎」
熱があるとわかったとたん、
急にだるくなるが(´・ω・`) 2時間おきの授乳は赤ちゃんが休んでくれない。
寝たり起きたりしながら、赤ちゃんのお世話をしていると、どんどん熱が上がってきて
39度6分・・・お昼には40度になっていた。
大人の40度越えはちょっと焦る・・・
とりあえず、熱を下げ、痛みを取るために まずは、手軽なメディカルアロマで対処
まずは、タオルを水につけ
「ペパーミント」「フランキンセンス」「ティートリー」の精油を 各1滴~2滴しみこませ
冷蔵庫で冷やして、脇や頭を冷やす。
それぞれの精油に様々な効果があるが、ここでは、
ペパーミントは 熱さまし
ティートリーは 抗炎症 抗菌
フランキンセンス 免疫力向上、細胞活性化
を期待しての精油の選択
ただし、おっぱいを冷やしてしまうと母乳の出が悪くなるらしいので、
一番冷やしたいおっぱいは避けて脇や首、おでこ等を冷やした。
それから、昔から言われている乳腺炎に効く漢方 「葛根湯(かっこんとう)」
葛根湯は風邪薬で有名だが、肩こりや乳腺炎にも効く!!
注意すべきは、風邪も初期で汗が出ていない時期に使用すること。
私もこの時は、熱は高いのだが、汗は全然かいておらず、寒気がするくらいだったので
迷わず葛根湯を飲んだ。
葛根湯を飲んで、赤ちゃんが寝ている間に、自分もとにかく寝る!!
すると寝ている間に汗をどんどんかいて熱が徐々に下がってきた。
何度か汗をかいたパジャマを着替えると朝には、36度台に熱は下がり、
胸の痛みも腫れもすっかり引いて、自分でもその回復ぶりにびっくり。
40度あった熱が一晩で回復。
精油と漢方の力を改めて実感しました。
その後は、それまで辛かったおっぱいや副乳の張りや痛みがすっかり取れ
母乳も順調に出ています。
乳腺炎には、
精油 「ペパーミント」「フランキンセンス」「ティートリー」のブレンドと
漢方薬「葛根湯」が私の場合は非常に有効でした(^^♪
バリニーズアーユルヴェーダサラスワティ