先週友人のお葬式だった。38歳で亡くなったビリー
本当によく喧嘩した。頑固でワガママで自由で寂しがりやのビリーは私と
似てるところがいっぱいあってよくぶつかる。
よく考えたら人生の中でこんなに喧嘩した友人仲間少ないかも。
それだけ自分のことが出せた。自分を見ているようだった。
ビリーさみしいよ

日本の教会でのお葬式。
アメリカから彼の親族もやってきた。たくさんの人が集まった。
彼の姉であり、私の親友でもある、ジュリーの意向で、喪服は禁止。
カラフルな洋服で彼を送りたいから、明るい色の洋服をきてきてと連絡があった。
華やかな雰囲気のジュリーらしい演出
きっとビリーも喜んでるね。

ビリーの一家は、家族みんなと仲良くさせてもらっていたいので
なんと声をかけていいかわからない。息子に先立たれたお父さんとお母さん・・・
どんな気持ちか考えると胸が苦しくなる。
代々教会の宣教師として厳格に家系のpietsch一族


「ビリーは神様の元に召された
 もう、この世の苦しみや悲しみから解放され神様と一緒に幸せな時間を過ごしている
 よかったね。ビリー」
と彼のお父さんがスピーチをする。

頭ではそう、わかっている。
でも、心は悲しく悲しくて悲しくて・・・
彼のお父さんはもっと悲しいんだろう。

そして彼の父は、

「明日死んでも後悔しないように毎日を生きなさい」

と説教した。

私はすごい寒気と吐き気で式の途中で何度も戻してしまった。
きっと頭と心のバランスが取れずに、体が反応した。
式の最後までいれなかった。
弱いな~

人が死ぬとき何もできなかった自分の無力さが辛い。
従兄弟が死んだ時も、母が死んだ時も
頭ではわかっているけど、心が辛い。

後日改めて、日本いる間にビリーの家族と一緒に過ごした。
彼らの大好きなすき焼き♪

食事を一緒にしながら、いっぱいビリーの話をした。
ビリーもそこにいるかと思うくらい楽しい時間だったね。

ビリーは大切なことを私たちに教えてくれた。

いつかこの肉体は死ぬ。100年後きっと誰も同じ肉体では生きていない。

「明日死んでも、たとえ今死んでも、後悔しないように生きたい。」
強く心に思った。

ありがとうビリー