今日はAMH検査(卵巣予備能検査)についてお話したいと思います
AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは
Anti-Müllerian Hormone(抗ミュラー管ホルモン)の略称で、女性の卵巣内にある発育過程の卵胞から分泌されるホルモンのことです。
AMH検査を用いてAMH量を測定することで、卵巣がどのくらいの卵子を作り出す力を備えているのかがわかります
そしてAMHは、年齢とともに減少していきます
その濃度を測定することで、
検査方法は、採血によって、血中のAMH濃度を測定します
タイミング問わずいつでも検査可能です
AMH検査の活用❶
〜不妊治療のステップアップの検討〜
妊娠を希望している場合、
しかし、AMH値が低く卵子の育成がうまく行っていない可能性・
AMH検査の活用❷
〜多嚢胞性卵巣症候群リスクの発見〜
多嚢胞性卵巣症候群は、排卵障害の一種で、
自然妊娠は難しく、
罹患しているとAMH値が平均の2〜4倍高くなります
AMH検査の活用❸
〜早期卵巣不全リスクの発見〜
早期卵巣不全は、
妊娠できる年齢以上〜
AMH値が極端に少ない場合、疑われることがあります
こちらが、年齢別の平均AMHの参考となります
年齢別 平均AMH値
27歳以下 4.69 ng/ml
30歳 4.02 ng/ml
35歳 2.62 ng/ml
40歳 1.47 ng/ml
45歳 0.41 ng/ml
46歳以上 0.30ng/ml
JISART(日本生殖医療標準化機関)
妊活しようと思っている方、
今は妊娠はまだ考えてないけどとりあえず測定してみたい方。
AMHの値によっては、
それによりライフプランが大きく変わるかもしれません。
当院ではブライダルチェックの中にもこちらは検査項目として入っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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馬車道レディスクリニック(@bashamichi_ladies_clinic) • Instagram写真と動画