皆さま、こんにちは
本日はクリニック休診日 お休みにお天気が良いと嬉しくなります
さて、この前、話そびれました「男女の性差」についてお話します
少し、長くなりますが、お付き合いくださいね
「性差(せいさ)」とは、雌雄の動物(人における男性と女性)の性別的な差異の事です。
「物理学的男女の差」や「脳の男女の差」「行動学的男女の差」など研究は色々されているようですが、
今日は・・・「不妊治療患者さまにおける会話の中から読み取る性差」を書かせていただきます
「あ~~そうそう、あるある、フムフム」と読んでいただければと・・・。
女性は物事に対して、割と客観的に物事を見ている様に感じます。例えば・・・自分の考えに迷って他人に意見を求めるにしても“ある程度”結果を決めていて、質問する節ありませんか?
「あなた、この洋服どっちが良いと思う
」
「君にはこっちが似合うと思うよ
」
「え~、そうかしら、こっちの方が似合わない
」
なんて、会話・・・良く聞きます(笑)
不妊治療で夫婦間で話し合いや治療の内容を説明している時の旦那さまに求めている物は
女性は「共感」なんだそうです。
「今日のお注射、痛かったの~」「今度の診察日○/○なんだけど、その日って出張だったよね?」
「痛いって言っても、しょうが無いじゃん、筋肉注射でしょ」 「で、どうしたの?」な~んて返事が来たら
「不妊治療は2人の治療でしょ?なんで私ばっかり頑張ってんのよ
」ってなりますよね。。。
そこでの返答は
「そっか、辛かったね、大丈夫?」とか
「ごめんね、その日出張だけどLINE入れるね」だったら気持ちが違いますよね
逆に・・・男性はどうでしょう
男性は、合理的で「結果を重視」なんだそうです。
「次の治療、人工授精にしたいと思ってるんだぁ」
「えっ、なんで人工授精なの?タイミングもう一回やらないの?君がそうしたいんなら、やればいいじゃん」なんて言われたら・・・
男性は奥様に寄り添っていないわけではないそうです。
「頑張ってくれている奥様の納得した、治療方法に賛同したい」らしいのですが、上手く表現できないそうです。
「俺、あんまり診察に顔出せないけど、君がいいと思った人工授精で早めにステップアップしてみるのもいいかもね
」だったら
「あなた、ありがとう」と言う気持ちになりますよね
男性は、常に自分が「どうしたいか?」が先に来る、奥様には「結論を明確に言って欲しい」「何がしたいか」をハッキリ言ってもらわなきゃわかんない・・・「察するなんて難しい」と思っておられる方が多い様ですよ
なので、会話のPOINTとして・・・
「私はこういう風にしたいと思っているけど一緒に調べてくれないかな?」
「私は次の治療はこうしたいけど、○○くんはどう思う?もし、嫌だったら言ってね、いつでも検討し直そうね」
などなど
1)男性にその場で答えを求めるのではなく、猶予(考える時間)を与えてあげる事。
2)自分の考え思いをストレートに伝える。でも治療やお子様を授かる事は、二人の考えやお互いの気持ちがとても大切なので、いつでも相談しようと言うスタンスを持つ。
3)お互いが「気軽に話せる」「お互いの意見を素直に聞く」という雰囲気を作る努力をする。
どうでしたでしょうか?
「男性と女性
は別な生き物なんだ
」と、とらえてみてください。きっと、もっと考え方が楽になりますよ
こんな話を「妊活セミナー」でしております
ご興味あれば是非ご参加下さいね