こんにちは。看護師Sです。
生理痛・・・ある方は毎周期、憂鬱な数日間を過ごしている方も多いと思います。
「女性はみんな
生理の時にあるのが当たり前」
なんて思っていると大変な事になります。
そもそも、痛みの感じ方は人それぞれですが、月経時痛みのない方も多くいらっしゃいます。
「毎周期生理は憂鬱だけど、数日間薬を飲んでいれば落ち着くし、我慢していれば大丈夫!!」
と考えていると手遅れになる方もいるかもしれません。
生理痛の原因は様々ですが、赤ちゃんを望んでいる方に“大敵”な原因の一つが「内膜症」なんです。
内膜症の原因は不明です。しかも、進行性です。
病気というと年配の方というイメージがありますが、若い方も多いです。
これだけで怖い病気のイメージになってしまいますね。
普段の婦人科検診時超音波検査している方で、明らかに卵巣にチョコレート嚢腫があるや腺筋症があると言われている方は内膜症です。
それらがないから内膜症に伴う生理痛ではなさそう
と安心するのは早いです。
お腹のなか(骨盤内)に散らばった、内膜症の病変は普段の婦人科検診の超音波ではわかりません。
なぜ、赤ちゃん希望の方に内膜症が厄介なのか・・・
それは、内膜症によりお腹の中(骨盤内)の臓器同士をくっつけて(癒着)しまって、排卵した卵(卵子)を卵管に取り込むことを妨げてしまうからです。また、病変は様々なところに存在します。
これが卵管内だとすると、閉塞が起こります。
精子と卵子が出会う場所である卵管が詰まっていれば、妊娠以前の受精自体起こりません。
治療は・・・
と気になる方もいるかと思います。もちろんあります!!
ただ、一度治療しても再発してくることがあります。
しかも、治療中は赤ちゃん希望していても排卵をとめているので妊娠はしません。
この様に赤ちゃん希望があるのに内膜症があるのは厄介でどうしたら・・・と悩まれる方もいるかと思いますが悩まないで下さい。
妊娠が一番の治療
なので
いつかは欲しいと思っている方もいつかではなく、ご自身の身体の為にも早めに妊活する事をお勧めします。
お子様を望んでいて、月経痛があったり内膜症かもと思われる方は一度受診して相談してみて下さいね。
でも、やっぱり妊活考えてるけれど産婦人科に受診ましてや不妊クリニックなんて気がおもいなぁ・・・
と考えている方は、
ぜひ当院の“初診セミナー”にご参加下さい。
勧誘されるかも・・・ 怖い・・・
などなど思うところはあるかもしれませんが、そんなことはありません((笑))。
受診歴がないかたでも受講可能です。
初診セミナーと言う名前ですが、女性の身体の仕組みを知った上での妊娠への近道をお伝えしています。
5/19(日)14:00〜 5/30(木)19:00〜
実施しています。是非ぜひ活用下さいね。