今回はART治療編②、ERAの検査についてお話いたします
当院で行っている検査の一つで子宮内膜着床能検査(ERA)があります。この検査は、子宮内膜の着床能のタイミング評価を目的としたもので、この検査をすることによって個人の着床するタイミング(着床ウィンドウ)を知ることができます。
それにより、着床ウィンドウが開いている時間に合わせて移植を行うことで、妊娠の可能性が高まります。
何回も移植をしているのになかなか結果が出ない…もちろん原因はさまざまありますが、中にはこの着床ウィンドウが開くのが平均より1日遅かったり、1日早かったりとずれている可能性がある方がERAを施行した全体の3割ほどいる、という報告があります。
検査方法は、患者様の治療経過を見てホルモン補充周期か自然周期かを選択し、患者様の最適な周期において子宮内膜採取を行います。
検査周期では移植はできません。
当院では融解胚移植をして、反復して妊娠が成立しない方にERAの検査をお勧めさせていただいております。
検査は自費になります。費用のことや、ERAについて気になる方はお気軽にスタッフにお声かけください
また、当院に通院されていない方でも、検査だけ施行することも可能です
お気軽に当院までお問い合わせください(
045-228-1680)