(2020.03.04の記事の再編成です)
バセドウ病、橋本病の方の海外留学について。
バセドウ病の大学生のお子様の海外留学について悩んでいるというコメントを頂きました。
本人が留学を希望し、症状が安定しているのならば、健康な方と同様に留学して問題ないと思います。
不安は色々あると思いますが、人生にはタイミングもあります。もしも今、留学のチャンスがあるのなら、行くことを前提にまずは計画をたててみてはいかがでしょうか?
コメント下さった読者様のお子様はバセドウ病眼症についても心配とのことでしたが、現在そのような診断を受けていないとのこと。現在の病状や眼症については、自覚症状も重要ですが、実際の病状については必ず医師に直接ご相談くださいね。
留学先が欧米なら、医療水準は日本と同程度か、それ以上です。治療の費用面も含め、しっかりとリサーチしておけば日本と変わらない医療サポートを受けられるでしょう。
留学先が大学の場合は大学付属の医療センターを利用できることも多いでしょう。ただ、これについては、国や地域、留学機関(大学、語学学校、国立か私立か・・・)によっても異なります。留学する際の年齢によっても受けられるサービスや医療機関、医療費が異なる場合もあります。
留学先の候補を決めたら、そこに付随する学生保険や医療サービスについて調べてみると、具体的にイメージできると思います。
海外留学は良くも悪くもストレスはつきものです。衣食住すべてにおいて異なる環境に身を置くわけですから当然です。ストレスの感じ方も人それぞれです。
健康な方であっても、留学生活がスタートしたとたんに不調を来たして帰国されてしまう方もいます。
その反対に、現在の環境にストレスを感じている方は、息抜きや転地療法となって留学が大きなメリットになっている方もいるように思います。
ご相談下さった方のお子様は後者の方で、転地療法となって体調がとても良くなり、帰国後も充実した日常を送っているそうです。
私もかつて留学した際に、持病を抱えながら留学されている方に会う機会がありました。こうした場合、体調の変化に注意深くなっているために、ご自身のペースを維持しながら留学生活を送っていらっしゃるように思います。
体調が悪くなった際に誰に相談すれば良いのかを、しっかり把握しておけば、安心感につながりますね。
病気だから何ができないと考えずに、目標や夢に向かって色々な経験ができると良いですよね。
【食生活ではヨウ素に注意を】
食生活での大切なポイントの1つとして、ヨウ素の摂取量に注意しましょう。
海外に行くと、ヨウ素の摂取量が急激に変化することがあります。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料になる栄養素なので、過不足が続くのは良くありません。
留学先が内陸地域の場合、ヨウ素摂取量が不足する可能性があります。
そういった地域では食事にヨウ素添加塩が使われていることがよくあります。
無意識のうちにヨウ素添加塩からヨウ素を摂り入れ、
自炊した際に、海藻類も食べているとなると、
今度はヨウ素の過剰摂取になってしまいます。
ヨウ素の過不足に気を付けて
現地での食生活もぜひ楽しんでくださいね!
わかりやすいと好評 改訂版 はじめての橋本病
監修書籍「甲状腺ホルモンの底力」
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