少女はひとり道端で泣いていました。
このまま独りきりで道を歩いていくことが怖いと…
道を進んでいくことが怖いの?
それともひとりが怖いの?
僕は聞いてみました。
少女は首を横に振り僕にこう言いました。
道を進んでいくことも独りでいることも怖いけど…他人と違う道を歩いて行くことが怖いと…
僕はまた聞いてみました。
他人と同じ道を通れば怖くないの?
少女は少し何かを考えてるかの様に…
『わからないから怖いの…』
僕はこう思うんだ。
他人の通った道を行かなくてはならない!と思うことが可笑しいと思うよ!…
君のその道が導く通りに歩いて進んでごらん!
他人と同じ道を歩いても辿り着けないよ。
君の目的地は他の場所にあるからね!
少女は笑顔を取り戻し…
僕の前からスッ~と消えていなくなりました。