日本ハムが行く! -79ページ目
6月21日のブログで「防御率0.00の多田野」に関して書いたのですが、
ハム投手陣でもう一人防御率0.00の投手がいますね。
昨年はスクランブル登板で活躍した榊原。
ここまでの成績は・・・

・登板20試合(19回1/3)で失点1(自責点0)
・1勝0敗0S(7ホールド)


日ハムのセットアッパーは増井がいます。
そのため、その前での登板が比較的多いですね。
榊原のおかげで先発陣が早い回で降板したとしても、
日ハムの勝ちパターン(増井→武田久)へ持ち込めるため、
非常に大きな役割を果たしています。
前回榊原の記事を書いた時はデータ数が少なく、
少し中途半端な記事となってしまったため、再度榊原の投球を振り返ってみたい
と思います。

特徴としては・・・

1.右打者には外角低めのスライダー
2.左打者には外角低めのフォーク
3.カウントを作る直球は非常に制球力が良い


この3つの特徴が現在の榊原を支えているようです。

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<2011年 榊原 全球種内訳>

まずは榊原の球種内訳です。

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【各球種の平均球速】
・直球   →平均141km
・シュート →平均138km
・スライダー→平均130km
・チェンジアップ→平均132km
・フォーク →平均133km

榊原の特徴として「スライダー」が投球の約半分を占めますが、
対右打者と対左打者で使用する球種が違ってきます

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<対右打者の球種内訳>

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対右打者に関しては投球の63%はスライダー
ほとんどスライダー1辺倒の投球となっています。
特に走者がいる場合は、その傾向が顕著になります。


【対右打者ー走者有りの球種内訳】
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走者が塁上にいる場合は、投球の8割近くがスライダー
それだけスライダーに自信がある・・・
というのが窺えます。
投球を見ているとわかるのですが、
榊原はこのスライダーでボール1個分の出し入れをします。

●ボールでも良いカウントの場合
ストライク→ボールになる外角低めのスライダー

●上記が見極められた場合
ボール1個分内側に入れて、スライダーでストライクを取ってくる

言うのは簡単ですが、実戦するのは高難易度。
見てて「こりゃ凄いなぁ・・・」といつも感心してしまいます。
是非テレビで榊原が登板する際には、
右打者へのスライダーに注目してみて下さい
恐ろしい程の制球をしているので。

ちなみに対右打者の被打率は0.209となっています。
なお、対右打者にはフォークは使ってませんね。

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<対左打者の球種内訳>

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対左打者には一転してスライダーは投球の12%程度。
ほとんど使用していませんね。
変わりに使用するのが「フォーク」
投球の40%を占めています。

対左打者の被打率は0.120
対右打者よりも優秀ですね。
その理由は球種内訳を見るとわかります。

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<球種別の被打率>

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さすがにあれだけスライダーを投げていると、
甘くなる球もでてきてしまい安打にされることがあるようですが、
「直球の被打率」と「フォークの被打率」は非常に優秀です。

直球の被打率0.111は日ハム投手陣の直球の中でも、
トップの数値ですね。
リリーフ陣はデータ数が少ないので、参考程度になりますが・・・

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【参考データ:日ハム投手の直球被打率】
榊原    →0.111

・ダルビッシュ→0.218
・武田勝   →0.233
・ケッペル  →0.203
・ウルフ   →0.261
・増井    →0.182
・武田久   →0.200
・宮西    →0.219
・谷元    →0.310
・多田野   →0.200

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

榊原の直球の被打率が低い理由としては、
「直球の制球が良い」ということが大きな要因でもあります。
前回算出した「直球の真ん中割合」を見てみると・・・

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【参考データ:日ハム投手陣 速球の真ん中比率】
榊原    →9.28%(全97球 真ん中付近9球)

ー先発ー
・ダルビッシュ→17.98%(全506球 真ん中付近91球)
・武田勝   →16.28%(全258球 真ん中付近42球)
・ケッペル  →15.36%(全625球 真ん中付近96球)
・ウルフ   →14.07%(全327球 真ん中付近46球)
・斎藤佑   →19.78%(全91球 真ん中付近18球)
・八木    →22.22%(全99球 真ん中付近22球)

ーリリーフー
・多田野   →10.92%(全119球 真ん中付近13球)
・宮西    →19.02%(全163球 真ん中付近31球)
・増井    →24.31%(全181球 真ん中付近44球)
・武田久   →19.58%(全143球 真ん中付近28球)
・谷元    →15.13%(全152球 真ん中付近23球)
・石井    →19.72%(全71球 真ん中付近14球)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

榊原は日ハム投手陣の中で一番、
真ん中付近には直球がこない結果となっています
この内・外へしっかりとコントロールする制球力が大きな武器にも
なっているようですね。

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<まとめ>

それにしても、日ハム投手陣は「自分の長所」をよく生かしているな・・・
というのをとても感じますね。
これは投手コーチが非常に良いのでしょう。

・各投手が何か一つ以上武器を持っている

各投手の武器をしっかりと見極め、伸ばす。
簡単そうで難しいんですけどね。

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斎藤佑は本日イースタンリーグの巨人戦に先発して7回3失点。
次回登板は29日でのロッテ戦(札幌ドーム)が濃厚とのこと。

さて、無事に1軍に戻ってくることが決まったようですね。
斎藤佑本人のコメントにも・・・

「鎌ケ谷に来てレベルアップした」

とありました。
ソフトバンクを追撃するためには、
5番手・6番手の投手が大事になってくるだけに期待したいところです。
せっかくなので、
そんな斎藤佑の1軍公式戦での投球を振り返ってみたいと思います。

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<2011年斎藤佑の「全球種内訳」と「通用している球種」>

ここまで1軍成績は2勝0敗(防御率3.00)
下図の通り球種は豊富。

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【各球種の球速平均】
・直球   →平均139km
・ツーシーム→平均134km
・スライダー→平均123km
・カット  →平均131km
・カーブ  →平均111km
・チェンジアップ→平均126km
・フォーク →平均130km


現在軸になっている球種は投球の34%を占める「スライダー」です。
前回登板までの斎藤佑はこのスライダーが非常に有効で、
1軍で2勝できた大きな要因の一つでもあります。
まだデータが少ないので参考程度ですが、
球種別の被打率を見てみると・・・


【球種別の被打率】
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表を見ての通り投球の軸となるスライダーの被打率は0.222となかなか優秀
今のところ、スライダーは1軍レベルでも通用しているようです。
そしてもう一つ有効となっている球種が「フォーク」です。

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フォークは基本的に追い込んでから使用しており、
この球の被打率は0.077とほとんど安打にされていません

すなわち・・・
・浅いカウントで使用するスライダー
・追い込んでから使用するフォー

この2つの球種が生命線となっているのではないでしょうか。

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<課題はやはり「直球+ツーシーム」>

ということは、
恐らく斎藤佑が攻略される時は・・・

・カウントを稼ぐスライダーが打たれる時

となるのでしょう。
各チームにデータが出揃い、
スライダーを狙われた時にどうなるのか。
恐らく攻略されると思いますが、
そうならないためにも「直球系」の球威と制球をつけておきたいところ。
※直球系=直球+ツーシーム
先ほどの「球種別被打率」を見てもわかる通り、
ここまで「直球+ツーシーム」の被打率は悪い結果となってます。

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・直球の被打率       →0.500
・ツーシームの被打率    →0.267
「直球+ツーシーム」合計 →0.348

まだデータ数が少ないため参考程度ですが、
直球系(直球+ツーシーム)に関してはかなり安打にされています

追い込んだ後のフォークは簡単に攻略されないと思いますが、
カウントを取る球がスライダーのみではいずれ攻略される可能性は高いので、
直球系が有効になれば投球はかなり楽になるはずです。

スライダーが「わかっていても打てないレベル」であれば別かもしれませんが。

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<まとめ>

「この投手がどのように成長していくのか」

というのが非常に楽しみなところです。
色んな方向性があると思うんですよね。
ツーシーム1つにしても・・・

1.ダルビッシュのように直球と使い分ける
2.ケッペル・ウルフ・多田野のように速球=ツーシームとする


ということもできるわけですし、
今メインとなっているスライダーにしても・・・

・武田勝のチェンジアップのように、予測しても打てないレベルまで上げる
※武田勝は右打者に対して「投球の約4割はチェンジアップ」を投じている
※関連記事→【球種別の被打率を見てみる.2】武田勝


ただし、斎藤佑のコメントを見ていると・・・
「技巧派にはなりたくない」
というのをよく見かけるため、
やっぱり「直球」の質を向上させることに力を入れるのでしょうね。

直球の質の向上

変化球が生きる

変化球主体の武田勝だって「直球の制球力」が優れているので
あそこまで変化球が生きてくる・・
という部分も当然あるので、
「課題の直球」は頑張って欲しいところですね。

まずは「鎌ヶ谷でレベルアップした」という部分を楽しみにしています

ただし「直球の球威」というのはそう簡単につくものではないので、
すぐに大活躍・・・
というのはなかなか難しいかもしれません。
そんな理由から、個人的には3年後くらいまでにエース格に成長してくれれば・・・
と期待しています。

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18日の広島戦の六回、二盗を試みた際に左足首を痛めて途中交代をしていた
田中賢介ですが・・・

・左距(きょ)骨骨折で全治4~6ヶ月
※スポーツナビより

とのこと。
攻守ともに「日ハムの要」となっている選手なだけにこれは痛い。
このクラスの選手に代わりはいないため、
他の選手達で戦力ダウンを補って行かなければなりませんね・・・
今のところは今浪が第一候補でしょうか。
若手にとってはこれ以上無いチャンスです。
・・・
とは言うものの、
正直な感想として、やっぱりこれはキツいなぁ。

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