日ハム投手陣でもう一人防御率0.00の投手がいますね。
昨年はスクランブル登板で活躍した榊原。
ここまでの成績は・・・
・登板20試合(19回1/3)で失点1(自責点0)
・1勝0敗0S(7ホールド)
日ハムのセットアッパーは増井がいます。
そのため、その前での登板が比較的多いですね。
榊原のおかげで先発陣が早い回で降板したとしても、
日ハムの勝ちパターン(増井→武田久)へ持ち込めるため、
非常に大きな役割を果たしています。
前回榊原の記事を書いた時はデータ数が少なく、
少し中途半端な記事となってしまったため、再度榊原の投球を振り返ってみたい
と思います。
特徴としては・・・
1.右打者には外角低めのスライダー
2.左打者には外角低めのフォーク
3.カウントを作る直球は非常に制球力が良い
この3つの特徴が現在の榊原を支えているようです。
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<2011年 榊原 全球種内訳>
まずは榊原の球種内訳です。


【各球種の平均球速】
・直球 →平均141km
・シュート →平均138km
・スライダー→平均130km
・チェンジアップ→平均132km
・フォーク →平均133km
榊原の特徴として「スライダー」が投球の約半分を占めますが、
対右打者と対左打者で使用する球種が違ってきます。
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<対右打者の球種内訳>


対右打者に関しては投球の63%はスライダー。
ほとんどスライダー1辺倒の投球となっています。
特に走者がいる場合は、その傾向が顕著になります。
【対右打者ー走者有りの球種内訳】


走者が塁上にいる場合は、投球の8割近くがスライダー。
それだけスライダーに自信がある・・・
というのが窺えます。
投球を見ているとわかるのですが、
榊原はこのスライダーでボール1個分の出し入れをします。
●ボールでも良いカウントの場合
ストライク→ボールになる外角低めのスライダー
●上記が見極められた場合
ボール1個分内側に入れて、スライダーでストライクを取ってくる
言うのは簡単ですが、実戦するのは高難易度。
見てて「こりゃ凄いなぁ・・・」といつも感心してしまいます。
是非テレビで榊原が登板する際には、
右打者へのスライダーに注目してみて下さい。
恐ろしい程の制球をしているので。
ちなみに対右打者の被打率は0.209となっています。
なお、対右打者にはフォークは使ってませんね。
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<対左打者の球種内訳>


対左打者には一転してスライダーは投球の12%程度。
ほとんど使用していませんね。
変わりに使用するのが「フォーク」。
投球の40%を占めています。
対左打者の被打率は0.120。
対右打者よりも優秀ですね。
その理由は球種内訳を見るとわかります。
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<球種別の被打率>

さすがにあれだけスライダーを投げていると、
甘くなる球もでてきてしまい安打にされることがあるようですが、
「直球の被打率」と「フォークの被打率」は非常に優秀です。
直球の被打率0.111は日ハム投手陣の直球の中でも、
トップの数値ですね。
リリーフ陣はデータ数が少ないので、参考程度になりますが・・・
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【参考データ:日ハム投手の直球被打率】
・榊原 →0.111
・ダルビッシュ→0.218
・武田勝 →0.233
・ケッペル →0.203
・ウルフ →0.261
・増井 →0.182
・武田久 →0.200
・宮西 →0.219
・谷元 →0.310
・多田野 →0.200
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榊原の直球の被打率が低い理由としては、
「直球の制球が良い」ということが大きな要因でもあります。
前回算出した「直球の真ん中割合」を見てみると・・・
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【参考データ:日ハム投手陣 速球の真ん中比率】
・榊原 →9.28%(全97球 真ん中付近9球)
ー先発ー
・ダルビッシュ→17.98%(全506球 真ん中付近91球)
・武田勝 →16.28%(全258球 真ん中付近42球)
・ケッペル →15.36%(全625球 真ん中付近96球)
・ウルフ →14.07%(全327球 真ん中付近46球)
・斎藤佑 →19.78%(全91球 真ん中付近18球)
・八木 →22.22%(全99球 真ん中付近22球)
ーリリーフー
・多田野 →10.92%(全119球 真ん中付近13球)
・宮西 →19.02%(全163球 真ん中付近31球)
・増井 →24.31%(全181球 真ん中付近44球)
・武田久 →19.58%(全143球 真ん中付近28球)
・谷元 →15.13%(全152球 真ん中付近23球)
・石井 →19.72%(全71球 真ん中付近14球)
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榊原は日ハム投手陣の中で一番、
真ん中付近には直球がこない結果となっています。
この内・外へしっかりとコントロールする制球力が大きな武器にも
なっているようですね。
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<まとめ>
それにしても、日ハム投手陣は「自分の長所」をよく生かしているな・・・
というのをとても感じますね。
これは投手コーチが非常に良いのでしょう。
・各投手が何か一つ以上武器を持っている
各投手の武器をしっかりと見極め、伸ばす。
簡単そうで難しいんですけどね。
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