次回登板は29日でのロッテ戦(札幌ドーム)が濃厚とのこと。
さて、無事に1軍に戻ってくることが決まったようですね。
斎藤佑本人のコメントにも・・・
「鎌ケ谷に来てレベルアップした」
とありました。
ソフトバンクを追撃するためには、
5番手・6番手の投手が大事になってくるだけに期待したいところです。
せっかくなので、
そんな斎藤佑の1軍公式戦での投球を振り返ってみたいと思います。
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<2011年斎藤佑の「全球種内訳」と「通用している球種」>
ここまで1軍成績は2勝0敗(防御率3.00)。
下図の通り球種は豊富。


【各球種の球速平均】
・直球 →平均139km
・ツーシーム→平均134km
・スライダー→平均123km
・カット →平均131km
・カーブ →平均111km
・チェンジアップ→平均126km
・フォーク →平均130km
現在軸になっている球種は投球の34%を占める「スライダー」です。
前回登板までの斎藤佑はこのスライダーが非常に有効で、
1軍で2勝できた大きな要因の一つでもあります。
まだデータが少ないので参考程度ですが、
球種別の被打率を見てみると・・・
【球種別の被打率】

表を見ての通り投球の軸となるスライダーの被打率は0.222となかなか優秀。
今のところ、スライダーは1軍レベルでも通用しているようです。
そしてもう一つ有効となっている球種が「フォーク」です。

フォークは基本的に追い込んでから使用しており、
この球の被打率は0.077とほとんど安打にされていません。
すなわち・・・
・浅いカウントで使用するスライダー
・追い込んでから使用するフォーク
この2つの球種が生命線となっているのではないでしょうか。
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<課題はやはり「直球+ツーシーム」>
ということは、
恐らく斎藤佑が攻略される時は・・・
・カウントを稼ぐスライダーが打たれる時
となるのでしょう。
各チームにデータが出揃い、
スライダーを狙われた時にどうなるのか。
恐らく攻略されると思いますが、
そうならないためにも「直球系」の球威と制球をつけておきたいところ。
※直球系=直球+ツーシーム
先ほどの「球種別被打率」を見てもわかる通り、
ここまで「直球+ツーシーム」の被打率は悪い結果となってます。

・直球の被打率 →0.500
・ツーシームの被打率 →0.267
・「直球+ツーシーム」合計 →0.348
まだデータ数が少ないため参考程度ですが、
直球系(直球+ツーシーム)に関してはかなり安打にされています。
追い込んだ後のフォークは簡単に攻略されないと思いますが、
カウントを取る球がスライダーのみではいずれ攻略される可能性は高いので、
直球系が有効になれば投球はかなり楽になるはずです。
スライダーが「わかっていても打てないレベル」であれば別かもしれませんが。
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<まとめ>
「この投手がどのように成長していくのか」
というのが非常に楽しみなところです。
色んな方向性があると思うんですよね。
ツーシーム1つにしても・・・
1.ダルビッシュのように直球と使い分ける
2.ケッペル・ウルフ・多田野のように速球=ツーシームとする
ということもできるわけですし、
今メインとなっているスライダーにしても・・・
・武田勝のチェンジアップのように、予測しても打てないレベルまで上げる
※武田勝は右打者に対して「投球の約4割はチェンジアップ」を投じている
※関連記事→【球種別の被打率を見てみる.2】武田勝
ただし、斎藤佑のコメントを見ていると・・・
「技巧派にはなりたくない」
というのをよく見かけるため、
やっぱり「直球」の質を向上させることに力を入れるのでしょうね。
直球の質の向上
↓
変化球が生きる
変化球主体の武田勝だって「直球の制球力」が優れているので
あそこまで変化球が生きてくる・・
という部分も当然あるので、
「課題の直球」は頑張って欲しいところですね。
まずは「鎌ヶ谷でレベルアップした」という部分を楽しみにしています
ただし「直球の球威」というのはそう簡単につくものではないので、
すぐに大活躍・・・
というのはなかなか難しいかもしれません。
そんな理由から、個人的には3年後くらいまでにエース格に成長してくれれば・・・
と期待しています。
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