谷元の気になる2ストからの被打率〜追い込んでから打たれてしまう、もったいないパターン〜 | 日本ハムが行く!
今年期待されている投手の1人、谷元圭介。
ここまで・・・

【2011年 谷元 投手成績】
・登板数 →9試合(9回1/3)
・防御率 →1.93
・奪三振率→11.8

となかなかの成績を残しております。
先日の記事でも書いたのですが、
沈み込む用なフォームからノビのある直球
キレのあるスライダーを投げ込みます。

現在の奪三振率は、増井や宮西を凌ぐ11.8。
非常に高い奪三振率を誇っていますね。

かなり高いポテンシャルを秘めているのですが・・・
今ひとつ気になる・・というか、
惜しいところが「高い被打率」です。
要するに、安打をよく打たれるということです。

・被打率 →0.333
・被安打率→10.87 ※2010年パ平均=9.16

しかも、2ストライクからの被打率が高い傾向となっています。

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<谷元 全球種内訳 5月12日まで>

まずは、谷元とはどんな投手なのか?
全球種内訳を見てみたいと思います。

【谷元 全球種内訳】
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※シュートと判定したのは直球かもしれません

・直球   →平均143km
・スライダー→平均132km
・カット  →平均136km
・カーブ  →平均118km
・フォーク →平均131km
・チェンジアップ→平均132km


最速149kmの直球とスライダーをメインに組み立ててくる投手です。
対右左別で見てみましょう。

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<谷元 対右打者>

【対右打者 球種内訳】
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対右打者には「直球とスライダー」
スライダーは全て外角に集めてきます。
俗に言う「インスラ」は使ってきていません。
※インスラ→右打者内角へ投じるスライダー

【参考:谷元 対右打者 スライダー一覧】
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上表から、スライダーは外角へ集めてきているのがわかります。

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<谷元 対左打者>

【対左打者 球種内訳】
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グラフを見てわかる通り、
対右打者でメインとして使っていたスライダーはほとんど使用していません
変わりに「フォーク・チェンジアップ」等の「落ちる球」を使用しています

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<追い込まれてから詰めが甘い谷元>

谷元のもったいないところは2ストライク時からの被打率です。
2ストライクと、
投手有利な状況に持ち込んでからの被打率が非常に高い。

【谷元 2ストライク時の被打率】
2ストライク時の被打率→0.421(19打数8安打)

2ストライクになって、追い込まれているのは何故か谷元?
と疑ってしまう数値です。

【参考:2ストライクからの被安打一覧】
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【参考:2ストライクからのアウト一覧】
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【参考:5月3日に抽出した2ストライク時の被打率】
・ダルビッシュ→被打率:0.188(48打数9安打)
・武田勝   →被打率:0.189(37打数7安打)
・ケッペル  →被打率:0.264(34打数9安打)
・ウルフ   →被打率:0.185(28打数5安打)
・斎藤佑   →被打率:0.225(31打数7安打)

しかも谷元は日ハム投手陣の中で、
打者を追い込む確率かなり高い投手
です。
下図は「2ストライクまで持ち込んでいる確率」となっています。

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※2ストライク数=2ストライクまで持ち込んだ「打者数」になります
※ウルフ・ケッペルは僕のデータが完全では無いため省いています


打者を追い込むのは「宮西・谷元」が圧倒的に多いのですが、
谷元はせっかく追い込んでも打たれてしまう・・
というもったいない現状。

ただし、逆に考えるとココだけ抑えることができれば、
「大きく飛躍できる可能性も高い」
ということでしょう。
紙一重の差だと思うんですよね。
大ブレークするのと、そうでない差というのは・・・

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