熱い試合でしたねぇ・・・
ロッテは本当に強かった。
ここ一番で勝ち続けてきましたからね。
文句なしでしょう。
しかし・・・清田や内は目立ったなぁ・・・
特に内には頑張って欲しいと思ってるんです。
なんといっても神奈川の県立高校の星ですし。
出身は川崎工業高校。
神奈川県民はご存知かと思いますが、ふつ~の県立高校です。
今後も頑張って欲しいものですね。
★★★★★
<西武の涌井投手を分析してみる>
今年14勝をあげた涌井は西武のエース格です。
しかし、セイバーメトリクスで見てみると不安要素が多く見られます。
涌井とは一体どんなタイプなのか数値で見てみたいと思います。
★★★★★
<涌井 秀章 2006年以降・・過去実績>
【2006年】
試合数・・26(12勝8敗)
投球回・・178
防御率・・3.24
奪三振率・6.88 ※パ平均6.62
四死球率・3.08 ※パ平均3.04
WHIP(1イニング走者数)・1.20 ※パ平均1.30
DIPS(投手能力指標)・3.79 ※パ平均3.84
K/BB(コントロール)・・・・2.57 ※パ平均2.49
奪三振率・四死球率等、すべてパ平均レベルの数値ですね。
【2007年】
試合数・・28(17勝10敗)
投球回・・213
防御率・・2.79
奪三振率・5.96 ※パ平均6.60
四死球率・2.32 ※パ平均2.91
WHIP(1イニング走者数)・1.17 ※パ平均1.28
DIPS(投手能力指標)・3.43 ※パ平均3.73
K/BB(コントロール)・・・・3.00 ※パ平均2.66
この年17勝!奪三振率は低いですね。四死球率は平均より上位に来ています。
【2008年】
試合数・・25(10勝11敗)
投球回・・173
防御率・・3.90
奪三振率・6.35 ※パ平均6.79
四死球率・2.86 ※パ平均3.09
WHIP(1イニング走者数)・1.29 ※パ平均1.32
DIPS(投手能力指標)・3.87 ※パ平均3.88
K/BB(コントロール)・・・・2.60 ※パ平均2.53
この年は防御率が悪いですね。奪三振率や四死球率は例年並。
【2009年】
試合数・・27(16勝6敗)
投球回・・211.2
防御率・・2.30
奪三振率・8.46 ※パ平均7.01
四死球率・3.53 ※パ平均3.37
WHIP(1イニング走者数)・1.12 ※パ平均1.35
DIPS(投手能力指標)・3.15 ※パ平均4.01
K/BB(コントロール)・・・・2.69 ※パ平均2.36
防御率優秀の年!この年は奪三振率が向上してますが、
四死球率が悪化してます・・
【2010年】
試合数・・27(14勝8敗)
投球回・・196.1
防御率・・3.67
奪三振率・7.06 ※パ平均7.17
四死球率・2.70 ※パ平均3.34
WHIP(1イニング走者数)・1.25 ※パ平均1.35
DIPS(投手能力指標)・3.84 ※パ平均3.84
K/BB(コントロール)・・・・3.08 ※パ平均2.44
奪三振率・四死球率も例年程度に落ち着きました・・・
※詳しい計算式はこちら参照で・・・
★★★★★
毎年2ケタ勝利をあげている涌井ですが、あまり良い数値になっていません。
何が悪いのでしょうか?
●K/BB(コントロール指標)の低さ
セイバーメトリクスでは、コントロールの良し悪しを「三振/四死球」で見ます。
これがK/BBという指標です。
ようするに・・・1つの四死球に対してどのくらい三振が取れているか・・ということですね。
この数値、涌井は毎年「パ平均程度」となっております。
もともと涌井は奪三振率が高くなく、打ち取るタイプのようです。
しかし、その割には四死球の割合が多いと見られます。
元来、涌井はコントロールが良い投手なはずです。
涌井であれば、この部分はもっと技術の追求ができるのではないでしょうか?
【打ち取るタイプの理想→武田勝の数値】
●武田勝 2010年実績
奪三振率・・5.67
四死球率・・1.02
K/BB(コントロール指標)・・5.89
奪三振率は非常に低いが、四死球率が非常に低いためK/BB(コントロール指標)は優秀。
●涌井 秀章 2010年実績
奪三振率・・7.06
四死球率・・2.70
K/BB(コントロール指標)・・3.08
奪三振率はパ平均だが、四死球率も平均程度のため、K/BB(コントロール指標)も平均並。
※2010年は高い方
しかし、これで毎年2ケタを勝ち、西武のエース格として君臨しているので
「要所を締めている」ということでしょう。
ここに涌井のポテンシャルの高さを感じます。
●パ平均 2010年
奪三振率・・7.17
四死球率・・3.34
K/BB(コントロール指標)・・2.44
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<総まとめ>
毎年2ケタ勝っている涌井ですが、
まだまだ完成度は低いようです。
しかし、完成度が低いながらも毎年2ケタ勝てるところに
大きなポテンシャルを感じさせます。
課題としては・・・
コントロールが良い投手なだけに更に「四死球率」を下げたいですね。
打ち取るタイプの投手はできるだけ無駄な走者を出さないことが、
勝つための鉄則です。
※打たせるということは、事故(不運な安打等)が起こる可能性も高いため
四死球率が下がり、
K/BB(コントロール指標)の数値が上昇してきた時には防御率も安定し、
涌井がパリーグのエース・・と呼ばれているかもしれませんね?
来季の涌井はK/BB(コントロール指標)の数値に注目です。
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【追記】
セイバーメトリクスは「料理で言うスパイス」みたいなものかな・・思います。
野球観戦に少しプラスしてセイバーメトリクスを加えてみれば、
見所が増えて(ハッキリして?)少し面白くなる・・みたいな。
あまり難しく考えず、数字遊びのつもりで気軽にご覧ください。
しかし、毎日記事が長くなってしまって申し訳ない・・