2010年惜しくも首位打者は逃してしまいましたが、
打率.335(2位) 出塁率.408(4位) 得点圏打率.419(1位)
と好成績を残しております。
得点圏打率はパリーグ1位なのですが、
1番打者という性質上打点はつきづらいため、
打点の比較では、どのくらい得点に貢献しているのか・・というのは把握できません。
果たして田中賢介が作り出した得点はどのくらいあるのでしょうか?
これを表す指標がセイバーメトリクスにあります。
「RC(得点創出能力)」です。
打点は走者の有無が関わってくるため他力本願的な部分が生じます。
また、打率は長打と単打の評価が同じですし四球は評価されないという欠点を持ちます。
OPS(攻撃力指標)は長打率+出塁率なので盗塁や犠打は考慮されません。
これらと違って「RC(得点創出能力)」は、安打・長打・四死球に加えて、
盗塁や犠打・犠飛・三振の数を考慮して、
その打者がどのくらい得点を産み出したか・・・というのを表しています。
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【RC(得点創出能力)の計算式】
RC=(A+2.4×C)×(B+3×C)/(9×C)-0.9×C
・A=安打+四死球-盗塁死-併殺打
・B=塁打数+0.26×四死球+0.53×(犠打+犠飛)+0.64×盗塁-0.03×三振
・C=打数+四死球+犠打+犠飛
※その選手がどのくらい得点を産み出しているか・・なので、打席数が多いほど数値は高くなりやすい傾向となります
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<日ハム主力メンバーのRC(得点創出能力)>
※400打席以上
1.田中賢介・・105.59 (パ3位)
2.糸井嘉男・・99.45 (パ4位)
3.稲葉篤紀・・87.69 (パ14位)
4.小谷野栄一・86.96 (パ16位)
5.森本稀哲・・48.18 (パ36位)
ようするに、田中賢介は約105点分の貢献に値する・・・という見方となります。
<参考データ パリーグ上位5位>
※400打席以上
1.西岡剛・・・122.07
2.井口資仁・・107.63
3.田中賢介・・105.59
4.糸井嘉男・・99.45
5.多村仁志・・99.06
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<田中賢介がいなかったら?・・想像するのが非常に怖い>
予測通りですが、
この数値では日ハムで一番得点に貢献しているのが田中賢介となります。
パリーグ全体見ても「3位」という実績。
田中賢介がいることによって産み出される得点が、いかに多いかよくわかります。
一応FA行使するかどうかは検討中となっているようですが、
万が一抜けてしまった場合は大きなダメージとなるでしょう。
日ハムの100点分がごっそり抜けるイメージのため、
みんなでこれを補わないといけません・・・
※代わりの選手は死ぬほど頑張らないといけませんね・・・
これはさすがにキツイ。
なんとしてでも引き留めて欲しいものです。
できれば生涯日ハムで(笑)
※注: 森本が抜けていいというわけではありません
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RC(得点創出能力)やOPS(攻撃力指標)なんかは面白いデータなので、
もっと世間的に評価されても良いと思うんですが・・・
計算式が複雑のせいか、マスコミやプロの解説者もあまり取り上げませんね。
「たかがデータ」ですが「されどデータ」でもあります。
マスコミには打率だけでなく、こういった指標も取り上げて欲しいなぁ・・
と思っています。