よその子の成長は早い。
東京高校のプロ注目、永見光太郎投手(183cm-74kg 右右 伊藤学園中)のことです。
春、二松学舎を2-1で破るアップセット(二松学舎が敗れましたぞな(二松学舎大附 1-2 東京))の立役者に。
そして夏、わずか3ヶ月で更なるスケールアップを遂げています。
第106回全国高等学校野球選手権大会
5回戦 東京 5-0 共栄学園
猛打のディフェンディングチャンピオンを、手玉に取りました。
序盤は徹底して遅い変化球、2巡目に入ってちょびっとだけ140km/h超えの伸びる速球を混ぜ込み、クーリングタイム明けは100km/hを下回るような「もっと遅い変化球」でゴロアウトの山。最後は中間速の変化球も入れた4速変幻自在、力感のないフォームはどれも同じに見え、変化球は遅くてもよく曲がる。省エネ投球で1安打完封。恐るべし。
正直に申し上げまして、春の二松学舎戦は外に極端に広いストライクゾーンに助けられましたが、今日はアドバンテージ皆無でした。
ものの本によると、パーソナルトレーナー北川雄介氏の指導も受けているとか。これはトーナメントのクライマックスに向けて面白い存在に。
次戦、準々決勝は日大豊山との対戦です。春はコールドでの完敗(バントは是なれど好きじゃない(日大豊山 7-0 東京))でしたが、豊山の皆様におかれましては、違うピッチャーだと思って臨むことを推奨いたします。
<ものの本>