選手は監督の鏡
先日、小3の娘の授業を観に行った。授業参観ってやつだが、娘の小学校では“学校公開”と言っている。理科の授業で、磁石の性質を学ぶために色々な磁石がセットになっている教材が子どもたちに配られた。先生はまず「入っている磁石を使って自由に遊んでみましょう」と言って、あとでその遊びを発表させようという流れをつくった。子どもたちは教材の箱を開けて棒磁石やU字磁石や方位磁針を取り出し思い思いに遊び始めたが、うちの娘だけは教材の取扱説明書を読み始めた。しばらくして見かねた先生から読むのをやめるように言われて、やっと磁石に手をつける始末。慎重というか、頭が固いというか・・・。単に文字を読むのが好きというのもあるかもしれないが、改めて【子は親の鏡】だと思った。子どもは親が普段何気なくや っていることをマネする。言葉使いや食事のマナー、立ち方、座り方、歩き方、走り方。残念なところに気づいたら、それは大体の場合親である自分の残念なところだ。※まず取説を読むことは悪いことではないが(むしろ正しい手順だが)、“慎重さ”というのは時としてネガティブな要素となってしまう。それがわかると、むやみに子どもを怒鳴れなくなる。もちろん叱って矯正するのだが、自分に責任があるとわかっているから感情的にならない。人の親になって初めてわかったことだ。同じように、高校野球では【選手は監督の鏡】だ。大体選手のダメなところは監督のダメなところ。僕も選手の残念なプレーには自分自身が凹む。だから今季もデタラメのない【正しい野球】を心がけてやっていく。 「めざせ!甲子園ブック 2014」 朝日新聞社