僕が玉川学園の監督として臨む夏も今年で12回目。
2年ぶりに初戦を突破。
母校・早稲田実業との対戦もあった。
この大会で【チーム2025】の一年が終わったので、総括を。
2024年7月26日、朋優学院高校との練習試合から数えること34戦を15勝18敗1分。
昨年度中は2年生6名、1年生5名の計11名(+マネ2名)。
この春からは新入生6名を迎えて計17名(+マネ2名)で活動してきた。
昨年の秋季一次予選初戦で5回コールドの大敗を喫したチーム。
バントが、ゴロが、フライがアウトにならない。
その現実が、普段練習でできていると思っていたプレーが実は身についていなかったことを教えてくれた。
【正しい野球】を目指してやっていた普段の練習は単に“やったつもり”だったということ。
だから根本的なことをグループLINEで伝えた。
【重要】
●君たちが「勝ちたい」と言うから教えている。(気が変わったらいつでも言ってくれ)
●大会でどこと当たっても勝つ可能性があるチーム、そして「高校野球やってました」と言っても恥ずかしくない選手になってもらう為の“最低限”のノルマを練習で提示している。
●普段指示している練習メニューは俺が「やってくれ」と頼んでいるわけではないので、やりたくなければやらなくていい。(本当に)
●また、やるにしても自らルールを設定して(自己規律)前向きに取り組まなければ望むような成果は得られない。
●自分に「勝ちたい」と言える資格があるのか?その気持ちに恥じない努力をしているのか?常に自問しろ。
●“最低限”のノルマにさえ黙って取り組めない者はチームの足枷になるのでロッカーの整理を始めるように。
以上
加えて、モチベーションを保つために成功曲線の話もした。
それからひと冬越して迎えた春季一次予選は2勝して6年ぶりの本大会出場。
本大会では1回戦敗退も強豪校相手に緊張感のあるゲームができた。
ただ、春季大会後の練習試合では大差で負けることが多く、選手権予選前、最後の遠征試合も初回に6失点。
今年も夏は難しいのか、と思って寝た翌日、顧問の先生から連絡が。
こういう子たちならツキを持ってるかも。
そして、迎えた夏の本番。
エースが制球に苦しむ中、逆転されたゲームを逆転して2年ぶりの初戦突破。
「諦めるのが早い」「粘り強さがない」という前年の敗因を1年かけて克服してみせた。
なんでそうなる?と頭を抱えた秋の大敗から10か月。
終わってみれば、ここ12年で3度目の公式戦勝率5割(3勝3敗)。
引退する3年生7名は、正しいことを淡々と積み重ねることの大切さを忘れずに、自らの道を進んで行ってほしい。
※写真はすべて父兄撮影



