【バッティングのトップ】の特徴として挙げられるのは、ステップと同時に開き始める下半身(膝・腰)と静止する上半身(肩)の間にできる“割れ”だろう。

この佐伯選手の写真で説明すると、ステップの時にはそれまで内側に向けられていた前膝が開きながら着地する。
右打者なら一塁方向、左打者なら三塁方向に向くわけだ。
それにつられて腰も開き始める。
一方、肩は止まったままだから、お腹の辺り(肋骨と骨盤の間)が捻れる。
ユニフォームのお腹の部分にシワができているのがわかるはずだ。これが“割れ”である。

佐伯貴弘選手のトップ
“割れる”ことによって腹・背筋の伸張反射が利用できるから、より速く、より強く上半身を回すことができるわけだ。