昨年から一本足打法研究に取り組んでいることは周知のとおり(?)である。 →記事「王貞治メモリアルDVD」 参照
そして、この研究の重要な資料がこの一冊。
墨田公園野球場での出会いから王少年を早実に導き、巨人軍入団後は打撃コーチとしてマンツーマン指導を任された荒川博氏。
その指導の下、王さんが一本足打法を完成させていく様子が生々しく記されている。
素晴らしい素質を持ちながら怠け癖のある若者という王さんの意外な一面もおもしろいが、一本足打法のチェックポイントなど具体的な記述が多く非常に興味深い。
この本を読むと、大打者を育てるのはフリー打撃やティー打撃ではなく素振りなのだと再認識させられる。
そういえば、ドラフト13巡目(全体402位)から今やメジャー最強打者となったカージナルスのプホルスも「俺のスイングスピードは素振りで作られたんだ」と言っていた。
その素振りのやり方で、徹底したいポイントをひとつ紹介しておこう。
それは、顔を投手方向に向けることである。
荒川氏の差し出したバットに向かってスイングする王さんも、振り出す直前まで投手方向を向いている(視線もマウンド上の投手の高さである)↓
横を向いたままスイングしても腰が回らず手振りになってしまうし、第一、何のためにスイングしているのかわからない。
打席では投手を見ているのだから・・・。
