久しぶりに腰痛になった。

いわゆる“ぎっくり腰”である。


朝起きて、まず立ち上がるのにひと苦労。

洗面所では屈めないので洗顔も歯磨きも時間がかかる。

痛くて手が足に届かないので、自分で靴下が履けない。

満員電車が辛い。

職場では椅子から立ち上がるのが老人のように緩慢。

ウェイト・トレーニングで使うベルトを締めないと満足に仕事もできない日が続く。


しかし、これももう少しの辛抱だ。


腰痛になったら、まず気持ちを落ち着かせる。

そして、自分を悩ませている事柄を整理し、それが大したことではないことを確認する。

楽観的な態度を取り戻すのだ。

あとは、できるだけ普段と変わらない生活を心がける。

けっして、寝込んだりしてはいけない。




僕が初めて急性の腰痛に見舞われたのは大学3年の時。

ウェイトのやり過ぎによる疲労性腰痛だと思われたが、何しろ初めての激痛に狼狽した。

結局一ヶ月間寝たきり状態。

学生だったからよかったものの、社会人だったら失業していた。


それからは、予防策として定期的に鍼灸院で筋肉を緩めてもらっていたが、それでも年に1,2回は激痛に悩まされた。

そして不思議なことに、30歳を越えてほとんどトレーニングをしなくなっても、同じように腰痛は起こった。


そんなときラジオで興味深い話を耳にした。


「腰痛は<怒り>である」


本の表題にもなっているこの事実を聞いたとき、何となく理解ができた。


三井健聖の野球生活-pain01

さっそく本を買って読み、その中で紹介されている


「サーノ博士のヒーリング・バックペイン」


も読んだ。


三井健聖の野球生活-pain02


腰痛の根本原因は<怒り>をはじめとするストレスである。

そのストレスの存在を悟ると痛みは嘘のように消えてゆく。

なぜなら、体の痛みは精神的な破綻を防ぐ為の代償だからだ。

アメリカではこの本を読んだだけで腰痛が治った患者が大勢いるという。




腰痛患者と腰痛がない人を同じ数だけレントゲン検査したら、同じ割合でヘルニアの状態が確認されたという報告もある。

つまり痛みは必ずしも骨格の変形などと関係しているわけではないということだ。

これは整形外科医が一番分かっていて

「骨の変形がこうならココに痛みが出るはずだけど、患者は全く反対の場所が痛いと訴えている」

なんてことは日常茶飯事で

「とりあえずシップを貼って様子をみましょう」

となる。


しかし、辛いからといって何日間もシップを貼り続けたり、寝込んだりしていてはかえって腰痛を長引かせてしまう。

根本原因であるストレスの存在を理解し、楽観的な態度で生活することで痛みは自然に消えてゆく。

もちろん過度なトレーニングは控えて身体のストレスも取り除いてあげなければならない。

心と身体はつながっているのだから。


TMS JAPAN (サーノ博士の理論に基づいて腰痛治療に関する啓蒙活動をしている)