(4)ストライクをとれる変化球を持つ
速球がストライクゾーンに行くようになったら、次は変化球だ。
ストライクをとれる変化球があると打者は速球にヤマを張りづらくなる。
ヒットになるはずの速球がファウルになり、ファウルになるはずの速球が空振りになる。
闇雲に球種を増やすよりも、ストライク率の高い変化球をまずひとつ作ろう。
カーブやスライダーは、右投手だったら右打者の頭を目標にして投げる。
キャッチャーを目標にして投げると外角に外れてしまうので注意が必要。
手の甲を打者に向けてリリースする感じ。
変化が少なかったら手の位置を下げて手首を折ってみる。
また、リリースの直後に手を自分の方に引きつけると曲がりが大きくなる。
球速が速ければ変化の小さいスライダー。
球速を落とせば変化の大きいカーブ。
変化球も“キャッチャーを見ない投法”ですぐストライクゾーンに行くようになる。
コースなどは甘くて結構。
じっくり見られるより、どんどん打ってアウトになってくれた方がありがたい。
打者は基本的に速球を待っているから、初球は必ず変化球でストライクをとる。
ほとんどの打者が見送るし、たとえ打ってもほとんどが凡打だ。
万一ヒットを打たれても4球以上投げてフォアボールを出すよりずっと楽だ。
僕は山なりのスローカーブから入ることが多かった。
理由は、僕が打者なら打たないから。
たとえ打っても打ち損じる可能性が高い。
だって、45°の角度で落ちてくるボールなんか練習で打ったことないし。
初球のスローカーブをヒットされたのは3年間で2回だけ。
その後の速球にも振り遅れてくれるんで、やめられなかったのだ。