(1)自分の投げやすい足場を見つける
野手はあまり気づかないことだが、マウンドは非常に凸凹している。
両チームの投手が足を踏み出す場所が掘れて、どんどん深くなっていくからだ。
ゲームも終盤になると登板する投手の数も増えるから、ますます状態は酷くなる。
そんなマウンドに登った時まずやらなければならないのは、自分の投げやすい足場を見つけることだ。
前に登板した投手と自分のステップ幅が同じならいいのだが、だいたいは微妙に違うものである。
スパイクで土を削って自分にあった足場を作れればそれに越したことはない。
しかしそれが難しい時は、投手板を踏む位置を変えてしまおう。
投手板の幅は約60cmでスパイクのどこか一ヶ所が触れていればいいのだから、踏み出す足の場所も最大60cmずらせることになる。
投手は普段、投手板の同じ場所(右端や左端)に軸足をおいて投げるから、それを変えるのは少し違和感があるかもしれない。
しかし、ステップした足が不安定では思い通りの投球などありえない。
背に腹はかえられないのだ。
こういう状況を想定して、普段の投球練習から軸足の位置を変えてみることも必要だと思うのである。