「【外野の三か条】ができていれば外野手としてどこへ出しても恥ずかしくない」

と言った舌の根も乾かぬうちにこんなことを言うのもなんだが、外野守備にはもう少し覚えておきたいことがある。

もちろん基本ができたうえでの話だが、一流を目指すためには必須のいくつかを挙げていこう。

まずは簡単なものから。

 

4.クッションボールは体の正面で拾う

 

外野フェンスまで到達するような打球は、できるだけ早く内野に返したいのが人情というものだ。

しかし、そういう時こそ落ち着かなければならない。

焦ってカットマンに暴投でもしようものなら、敵に余計な進塁や得点を与えてしまう。

 

焦った外野手は、よく右足の外側でボールを拾ってしまう(右投げの場合)。

早く返球したい一心で、体を内野方向に残したまま腕だけ伸ばして拾いにいくのだ。

しかし、この姿勢から送球するとどうしても手投げになり、強くて正確な送球は望めない。

正しくは、両足の中心、つまり体の正面で捕球し、グラブの中でしっかり握り直してから送球する。

これは内野のバント処理にも共通する動作である。

 

気ばかり焦ってもいいことはない。

急がば回れだ。