記録的な惨敗に終わったさいたま市長杯初戦だったが、当然のことながら敗戦の責任はすべて監督の僕にある。

監督は好きなように采配を揮えるのだから、結果の責任はすべて負うべきだし、それを復習し最善の策について悩み抜かなければならない。


しかし、今回僕が犯したミスは監督としてのそれより重大だ。

なんと仕事の疲れで発熱してしまい、選手として試合に出られなかったのだ。


僕は監督である前に一現役選手だ。

そして、社会人である前にひとりの野球家だ。

野球のために仕事の手を抜くことはあっても、仕事のために野球の手を抜くことなど考えられない。

ましてや、仕事の疲れで野球を休むなんて・・・懲役ものだ。


先週は仕事のスケジュールが立て込んでいて、いやな予感はしていた。

試合前日の午前中に酷い頭痛と吐き気に襲われ、体温計を見たら38.5℃。

病院へ行って女医さんに恐る恐る

「明日どうしても外せない用事があるんですけど、何とかなりませんかね?」

とたずねると

「明日までに治るような薬はこの世の中に存在しません。」

とキッパリ。

「それは百も承知なんですけど、注射でも点滴でも何でもいいんでお願いします。」

と息も絶え絶え訴えると

「じゃあ、点滴を多めにやりましょう。明日の用事が何だか知りませんが、無理をしないように。」

とのお言葉。

一時間位ベッドに寝かされ、人生初の点滴。

ちょっと吐き気が収まって帰宅すると、速攻で薬を服用。

朝には熱が下がったので寝たきりは回避できたものの、体全体がだるくて、とてもじゃないけどプレーできる状態ではない。

仕方なく「今日は雑用係」と決めて出発した。

あいにくこの日は北風が強くて、防寒対策バッチリのはずだったが、試合後半には頭痛と吐き気がぶり返して体の震えが止まらなかった。

間違いなく僕の【野球生活】に汚点を残す一日となった。


皆さんも仕事と勉強のしすぎには注意しましょう。