母校・早稲田実業のセンバツ出場が決まった。




3年前の夏の全国制覇の時、心から嬉しく思えたのは


「彼らの成功が僕ら卒業生たちの失敗の上にある」


ことを実感できたからだった。


永い年月に亘って繰り返されてきた失敗の教訓が指導者や組織を育てる。


これが目に見えない“伝統の力”なのだと、自分自身指導者を経験して初めてわかった。




今回甲子園出場を決めた選手たちは、21年前の僕と同じように、自分のことで精一杯かもしれない。


先輩諸氏の厳しくも温かい眼差しなど感じている余裕などないかもしれない。


今はそれでいい。


ただ、自分が選んだ母校・早稲田実業のプライドだけは忘れずに、必死にプレーしてほしい。