今回はキャピタルズでプレーするつもりでの渡米だったので、当てが外れた僕は途方に暮れてしまった。
藁をもすがる思いでフロリダの宮内さんに電話すると、早速、「ウィルカウンティ・チーターズ 」というチームのトレーニングに参加できるよう手配してくれた。
場所はシカゴ近郊のロメオビルにあるルイス大学の野球場 。
僕はシカゴ行きのアムトラックをジョリエット駅で降り、タクシーで現地へ向かった。
10:00に到着してすぐ練習。
夜は大学の宿泊施設に泊まった。
4日間練習に参加したが、入団はならず。
その後受けた他チームのトライアウトも、出来レースで無理だった。
そもそも、開幕が迫った5月下旬のトライアウトは、故障者などの穴を埋めるのが目的だから、難しいといえば難しい。
そのうえ、日本人の僕と契約する場合、就労ビザの問題など、小さな球団にとっては厄介なこともある。
僕の考えが少し甘かったようだ。