プロの入団テストには毎回100人以上の参加がある。

しかし記念受験や勘違いさんが多く、まともな選手は1割にも満たない。

なので、どの球団もまず50m走と遠投でふるいにかける。

僕のタイムは平均で6秒フラット。遠投は100mくらい。

いずれも上位5人には入る。

ここからは球団によって多少違ってくるが、残った者でシートノックやフリー打撃を行う。

ノックも打撃も一人5本程度。

一巡後もう一度お呼びが掛からなければ合格はない。

この一次テストに受かると、後日秋季練習に呼ばれて現役選手と一緒にプレーする。

そこで編成担当の目に留まると、ドラフト指名候補となり、プロへの道が開けてくる。


1995年、退職後二度目の秋。

ダイエー、巨人、オリックス、ロッテと受けて、巨人とロッテの秋季練習に呼ばれた。

ロッテの練習には2日間参加し、当時の広岡GMがドラフト指名を明言したとの新聞報道もあった。

ドラフト一週間前のことである。