先日、第96回選抜高校野球選手権大会の出場32校が発表されました!

既に様々な媒体で優勝予想がされており、僭越ながら私も優勝予想しておりますので、興味ある方はそちらの記事もご覧ください!





さて、今回は優勝予想には入りませんでしたが、レベルの高い投手を複数擁し、出場チームの中でもトップクラスの実力を持つ注目校を2校紹介させて頂きます!



  個人的注目校① 報徳学園


秋季大会成績

近畿大会 ベスト8(3-4大阪桐蔭)


近畿大会では、センバツ内定と言われているベスト4に入ることができず、出場が危ぶまれましたが、優勝した大阪桐蔭と競った戦いと2人の好投手の存在が評価され出場を掴みました。


昨年のセンバツでは堀選手(オリックス)、石野選手(國學院大)を擁し、準優勝を果たしてますが、当時1年生ながら決勝進出の原動力となったのが間木歩投手と今朝丸裕喜投手です。


準決勝の大阪桐蔭戦では、3回途中の2アウト満塁という苦しい場面から間木選手が登板し、立ち上がりこそ4失点(自責点1)してしまうものの、その後は好投し、4回から7回まで0を並べました。


味方の援護もあり、同点となった8回からは今朝丸選手が登板し、無失点の好投。

チームも逆転し、勝利投手となりました。


そんな両投手ですが、新チームになってから間木選手は主将兼エースに、今朝丸選手は150キロを計測し、中心選手として大きく成長しています。


ダルビッシュ投手を参考にしているという多彩な変化球を駆使する技巧派の間木選手と、長身から繰り出される力強いストレートと落差の大きいフォークとスライダーで打者を打ち取るパワーピッチャーの今朝丸選手。


特徴の異なる2人の投手に注目です!



  ​個人的注目校② 健大高崎


秋季大会成績

関東大会 ベスト4(2-3山梨学院)


群馬大会では6試合で72得点という圧倒的打力で勝ち上がり、関東大会では2人の1年生投手が好投を見せ準決勝まで勝ち上がりました。


2人の1年生投手とは、147キロ右腕の石垣元気選手と146キロ左腕の佐藤龍月選手です。


2人は入学直後からベンチ入りを果たし、公式戦でも登板経験があります。


春季群馬大会の決勝戦では、佐藤選手が先発、石垣選手がリリーフ登板をしており、優勝に貢献しています。


その後の春季関東大会では、石垣選手が準々決勝の帝京戦で先発し、7回無失点 被安打1の好投。

決勝戦の木更津総合戦でも先発し、チームの優勝に貢献しました。


佐藤選手も準決勝の専大松戸戦で先発し、4回1失点と好投しています。


新チーム発足後は、左右のダブルエースとしてチームの中心選手となり秋季大会では結果も残しました。


石垣選手は秋季関東大会準決勝の山梨学院戦で先発し、チームは残念ながら敗退したものの、9回を完投し、被安打5 失点3 奪三振9と好投しました。


センバツ内定がかかった準々決勝の中央学院戦では、佐藤選手が先発し、こちらも9回を完投。

被安打11を浴びるも失点3 奪三振8と粘りのピッチングで勝利に貢献しました。


石垣選手はまだ荒削りな印象ではありますが、指にかかった時のボールは勢い、キレ、重さどれを取っても抜群です。

まだ高めに浮いてしまったり、ストライクとボールがはっきりしてしまうところがあるので、そこが改善されてくると手のつけられない投手になりそうです。


一方、佐藤選手は既に完成度が高い投手です。

今年ドラフト1位でソフトバンクに入団した前田悠伍投手のようなピッチングを既に披露しています。

インステップ気味に踏み込んだフォームから大きく曲がるスライダーとコーナーに投げ分けるストレートは見ててワクワクします。

おそらく左バッターはボールが背中から飛んでくるように見えるでしょう。


2人の投手について青柳監督は「将来高校野球を背負っていく2人になると思う」というほど期待の大きな投手ですので、センバツもそうですが、これからの活躍に期待をしましょう!



いかがでしたでしょうか!

今回は個人的に注目している2校について取り上げさせて頂きました!

特に石垣選手は北海道出身の選手ですので、1番注目している投手です!


2校とも投手にスポットを当てて紹介させて頂きましたが、野手も非常に素晴らしい選手が揃っていますので、野手の活躍にも期待しましょう!


最後までご覧いただきありがとうございました!

それではまた別の記事でお会いしましょう!