時代を超えてチームを超えて『サウスポー論』
福岡ソフトバンクホークスが四連覇を達成した。日本シリーズは、ジャイアンツに二年連続の四連勝。
第四戦を任されたのは、ベテランの和田毅投手だった。いわゆる松阪世代で、今なお第一戦で活躍している。
本書のテーマは、サウスポー。和田毅投手と杉内俊哉投手による対談集だ。
書籍にふれる二人の対比が面白い。
和田投手は、自己啓発関連書を読む。読書から野球に役立つことを多くを吸収しているようだ。杉内は、推理小説が好き。あくまでも余暇の娯楽。
四球の考え方も異なる。
杉内はフォアボールを嫌う。和田投手は、フォアボールも計算しながら投げる。スタイルの違いが明確だ。
2011年に刊行されているので、杉内はまだホークスにいた頃だ。その後、杉内はジャイアンツに移籍している。
和田投手は先発として、杉内は二軍投手コーチとして、日本シリーズを戦うことになるとは、隔世の感がある。ホークスのWエース時代が懐かしい。