10年目の挑戦『栗山魂』
プロ野球の監督は、一年一年が勝負だ。
楽天なんかは、コロコロ監督が変わる。
最近は、現役引退即、監督就任のケースも多い。
結果が出せず、2,3年で変わることも頻繁にある。
近年では、途中、別の監督を挟みながら、
ジャイアンツの原辰徳は安定した指揮をとっている。
先日、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督の続投が報じられた。
ただ、ネットでのファンの声は芳しくない。
プロ野球は結果の世界なので、厳しい。
それでも、10年目が決まった。
長く続けると、功と罪は入り交じる。
本書は2017年3月初版のため、日本一に輝いた次の年となる。
構成は栗山監督の自叙伝だ。
高校と大学は、志望して合格した学校から、変更をしている。
大学は明治の行く予定だったという。実際は、東京学芸大学だ。
監督になる際に、立教大学OBの知人に「東京六大学だと、プロ野球には進んでいない」と言われている。
いわく、「六大学出身でドラフトにかからないような選手は、テストまで受けてプロを目指さない」らしい。
最近はわからないが、確かに一理あるかもしれない。
栗山監督は、教職で有名な大学を出て、その後、ジャーナリスト、さらには大学教授にとなっている。
現場から20年離れて、いきなり監督になり、日本一も経験したのは稀なケースだろう。
そこには、教職やジャーナリストとしての視点が色濃くあるのではないか。
特に教職を学び、教壇に立っていたことが、監督として生きていると思える。
若手の育成や若手の登用は、日本ハムの得意とするところである。
しかしながら、清宮幸太郎や斎藤佑樹を筆頭に伸び悩むケースも多い。
有原投手、西川外野手がFAで向ける可能性が高い中、
果たして来年の日ハムはどうなるのか?
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