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子供たちの質問に答える下柳(写真:サンケイスポーツ)
マサさんに負けてられん! プロ野球長崎県人会による野球教室が27日、長崎県長崎市内のビックNスタジアムで行われ、阪神・下柳剛投手(42)が来季の目標に2けた勝利を掲げた。中日・山本昌投手(45)が2008年、43歳のシーズンに残したセ・リーグの最年長2けた勝利を、虎のベテラン左腕が狙う。
野球教室に参加した158人の子どもたちの笑顔が、何よりの励みになった。来季は勝つ。2けた勝ってみせる。セ・リーグ最年長記録に、下柳が挑むことを誓った。
「1年でも長くやりたいけど、先のことまでは考えていない。まずは来年頑張る。何せ今年は悔しいシーズンだったからね。勝てるなら、いくらでも勝ちたい。2けた(勝利)は、ピッチャーにとっての目標。年齢に関係なく勝ちたい」
今季は19試合に登板し、7勝8敗の防御率4・32。チームが優勝争いをしていたとき、V逸・終戦の瞬間も2軍だった。個人成績でも2年連続で10勝に手が届かなかった。真弓監督は、投手陣の若返りを示唆。相棒だった同級生の矢野も今季限りで引退。来年5月で43歳になる。結果を出さなければリストラ…という現実が待っている。
でも、まだ肩叩きされたくない。自分を奮起させる目標が、同じ左腕の中日・山本昌が2008年にマークしたリーグ最年長記録(当時11勝)だった。
「お互いにと言ったら工藤(元西武)さんやマサさんに失礼だけど、俺は間違いなく刺激を受けているから、俺がやることで刺激を与えられるように頑張りたい」
自身の前を走る大ベテランの背中を、追いかける。もちろん、準備も進んでいる。シーズン終了後には毎オフ恒例の断食を行い、内臓を休めた。9日間で体重は約7キロ減。体のリフレッシュを完了し、来季へ向けて動き出した。
今オフも鹿児島・奄美大島での自主トレを計画しているが、すでにロードバイクや走り込みなどで下半身強化を行っている。2008年11月に手術した右ひざ手術の影響も、もう全くない。「もう全然、元気だよ。(左ひざ手術の)城島にうつったんとちゃうか」と冗談を飛ばすほど順調だ。
「(野球教室を)楽しんでできたし、子どもたちが目標にできるように、長い間やらなきゃいけない」
来季は先発の柱として復活する-。世代交代の波に逆らってみせる。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000008-sanspo-base
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