ピッチング上達の最短方法とはメモ
毎年5000人の指導経験から生まれた橋本清のピッチングノウハウ。



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 選手紹介で笑顔を見せる松坂(左)と久保=北九州市民球場(撮影・栗木一考)
 「チャリティーマッチ、プロ野球55年会9-5女子プロ選抜」(4日、北九州)
 プロ野球昭和55年会VS女子プロ野球選抜のチャリティーマッチが4日、福岡の北九州市民球場で行われた。阪神の久保康友投手(30)が注目したのは同級生のレッドソックス・松坂大輔投手(30)ではなく、女子プロ野球・兵庫の130キロ右腕、小西美加投手(27)。来季の2ケタ貯金を目指し、無駄のない理想的な投球フォームを学んだ。なおチャリティーの収益金は、MRT宮崎放送を通じて、宮崎県口蹄(こうてい)疫復興支援に充てられる。
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 ひたむきな女子野球の選手たちが、久保に“原点”を思い出させた。不足するパワーを補おうと、体を目いっぱい使い、ムダを省いた投球フォーム。それは虎の勝ち頭がアマ時代から目指していた理想の姿だった。女子野球選手との貴重な時間が、大きな糧になったことは間違いない。
 「女子野球と同じ方向を向いていかないとね。方向性や考えることは近いと感じました。(松坂)大輔みたいなパワーがあるわけではないし、あんな体の使い方はできないので」。久保は自らを“非力”と自任している。98年センバツの決勝でその松坂と投げ合い、力の差をまざまざと見せつけられた。そこから目指す路線を変え、現在のスタイルを構築させた。
 それだけに「ムダのない体の使い方をしていかないといけない。体の細い人間は、決して筋力で投げようとしてはいけない」と“原点”を再確認した。今季は中5日、中4日でフル回転し、200投球回に到達しても体に異常をきたさなかったのは、理想的なフォームで投げられていたからこそ。
 特に女子プロ選抜の先発マウンドに上がった兵庫の“大エース”小西のフォームには「ムダがなかった?そうだね」と感心。タイプが違う松坂よりも、小西の投げる姿に自らを重ね合わせた。
 この日は、2番手でマウンドに上がり、軽めの投球で3回を2安打無失点に抑えた。初回に東出がめった打ちを食らったことで「急きょ、試合を締めるように指令が飛んだので」と予定を前倒ししてマウンドに上がり、貫禄を示した。打っても2安打を放って、グラウンドを駆け回り「おもしろかった。草野球感覚で楽しめた」と充実の表情を浮かべた。
 すでに来季から導入される統一球も使ってキャッチボールを開始した。メジャー球に近いということもあり、松坂にも助言を求めた。女子選手との交流で気持ちを新たにした久保。来季の目標に掲げる2ケタ貯金へ、自分の信じる道を突き進む。



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