前回は、

・日本が独自通貨国で、かつ国債の100%が自国通貨建てである

・財務省のホームページに「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか」と載せている

ことを説明しました。

 

 

今回のテーマは、『信用創造』です。

 

 

「信用創造ってなに?」と思った方も多いと思います。

私も信用創造について理解したとき目から鱗!

皆さんも信用創造について理解したとき、天動説から地動説くらいの驚きがあるでしょう。

そんなにも自分でハードルを上げておいて大丈夫か心配です。(笑)

 

 

1.銀行の信用創造機能

 

「図説 わが国の銀行」には、銀行の信用創造機能についてこのように説明されています。

「銀行が貸出を行う際は、貸出先企業Xに現金を交付するのではなく、Xの預金口座に貸出金相当額を入金記帳する。つまり、銀行の貸出の段階で預金は創造される仕組みである。」

 

 

 

2.万年筆マネーやキーボードマネーと呼ばれている

 

「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」の書籍(ヤニス・バルファキスはギリシャの財務大臣を務めた)にはこのように書かれています。

「ここで質問。銀行はミリアムに貸す50万ポンドをどこで見つけてくるのだろう?早合点しないでほしい。預金者が預けたお金は不正解。正解はどこからともなく魔法のようにパっと出す。では、どうやって?簡単だ。銀行の人が5という数字の後にゼロを5つ付けて、ミリアムの口座残高を電子的に増やすだけ。」

つまり、

銀行は広く国民から集めたお金を元手に融資をしているのではなく、何もないところからお金を貸している

ということです。

 


昔は、手書きで記帳していたため「万年筆マネー」と言われ、最近は、電子機器で記帳しているため「キーボードマネー」と言われています。

 


次回も、「信用創造」について説明します。