東京ヤクルトスワローズ
1位 吉村貢司郎(よしむら こうじろう) 投手 東芝 24歳 183㎝85㎏ 右投右打
【評】振り子投法から繰り出される最速153キロのストレートとキレのあるフォーク、スライダー、カットを操る右腕。
今年度の社会人投手では即戦力として№1評価を受けていて、22年都市対抗では6回1失点8奪三振の好投。また10月6日にはCSへ向けたヤクルトの練習試合に先発し、3回無失点7奪三振とプロにも通用すると証明した。
1年目から開幕ローテーション入りを期待できる即戦力だ。
2位 西村瑠伊斗(にしむら るいと) 外野手 京都外大西高校 18歳 179㎝78㎏ 右投左打
【評】高校通算54発、安定したバットコントロールで安打を重ねる屈指の打撃力を持つ外野手。
投手として最速147キロを計測する遠投120mの肩や50m6.0秒の脚力など打撃だけではなく、守備や走塁でも高い能力を発揮。今年の夏大会ではベスト4入りを果たすなど、チームの主軸として活躍した。
将来のレギュラー候補として高いポテンシャルを秘めており、大きく育て上げたいスラッガーだ。
3位 澤井廉(さわい れん) 外野手 中京大学 22歳 180㎝98㎏ 左投左打
【評】大学1年から愛知大学リーグを代表する打者として活躍する長距離砲。
140キロを超えるスイングスピードから放たれる打球は同校グラウンドの120mのバックスクリーンを軽々と超えていくほど。またウェートトレーニングや食事量、メニューなどを計算して体を作り上げるなどストイックさも持ち合わせる。
持ち前のパワーを武器に、1年目から神宮を沸かせる可能性を持つ大砲候補だ。
4位 坂本拓己(さかもと たくみ) 投手 知内高校 18歳 180㎝85㎏ 左投左打
【評】最速147キロの威力あるストレートを主体にスライダー、チェンジアップを織り交ぜるサウスポー。
3年夏には49イニング/49奪三振の快投を見せ、準々決勝・札幌日大戦では逆転2ランを放つなど投打の活躍で、チームを始めて道大会決勝進出に導いた。身体能力が高く、投手として伸びしろの大きさを感じさせる。
奥尻島出身では佐藤義則氏以来、46年ぶりの二人目のプロ野球選手となり、島の人たちへの恩返しを誓う。
5位 北村恵吾(きたむら けいご) 内野手 中央大学 22歳 182㎝90㎏ 右投右打
【評】高校時代から打撃力で注目を集めていた長打力がある一塁手。
近江高校時代には3年夏に甲子園で2HRを放ち、中央大学へ進学。中央大学では一塁手に転向し、3年春からレギュラーに定着。4年春からは主将を担い、打率.317/1HR/7打点の活躍で初の打撃十傑入りとベストナインを受賞した。
勝負強さ、粘り強い打撃が持ち味で、将来の主軸候補として期待したい。
育成1位 橋本星哉(はしもと せいや) 捕手 中央学院大学 22歳 178㎝85㎏ 右投左打
【評】強肩強打に加えて脚力でも注目されていたポテンシャルの高さが魅力の捕手。
中央学院大学進学後は、なかなか出場機会に恵まれなかったが、4年春にレギュラーの座を勝ち取ると、「4番捕手」としてチームを牽引し、打率.341/2HR/9打点と活躍し、ベストナインを受賞した。
7人きょうだいの長男として幼少期からプロ野球選手になる事を目標としていた。早期の支配下入りを目指す。