2017年にNPBに加入した新外国人選手を振り返る企画を始めていきます
大きな期待を集めて来日した選手などたくさんいた中で、活躍できた選手、出来ずに終わった選手を振り返ります
今回はソフトバンク、西武、楽天編です
福岡ソフトバンクホークス
リバン・モイネロ 投手 左投左打 年俸2000万円
【1軍】 34試合4勝3敗1S15H 防御率2.52 35.2回 36奪三振
【2軍】 3試合0勝0敗1S 防御率0.00 5.2回 8奪三振
【評】150キロ前後のストレートに独特な握りをするチェンジアップを武器に素材の良さを買われ、入団
5月11日にソフトバンクへの派遣が決まり、育成契約で入団すると2、3軍戦で好投を見せた事で6月16日に支配下登録をされる
途中入団ながらも勝利の方程式の一角を任され、CS、日本シリーズでも好投を見せた
近年低迷するキューバ球界にとっても大きな存在となる可能性も
カイル・ジェンセン 内野手 左投右打 年俸7800万円
【1軍】 6試合打率.083(12-1) 1本塁打 1打点
【2軍】 54試合打率.272(169-46) 12本塁打 41打点
【評】マイナー通算178本塁打、16年3Aでは30本塁打を放ったパワーを評価され、入団
デスパイネの加入や外国人枠が投手3・野手1で配分された事によって、開幕2軍スタート
交流戦で1軍に昇格し、初出場となった6月6日ヤクルト戦で本塁打を放ったが、6試合の出場で2軍落ちし、再昇格することなく、11月9日に退団が発表された
デスパイネのスペアだったと考えれば、出場機会がないのは仕方ないが、元々PCL出身だったこともあって期待薄だった印象も
埼玉西武ライオンズ
ブライアン・シュリッター 投手 右投右打 年俸8000万円
【1軍】 64試合1勝5敗32H 防御率2.83 62.2回 23奪三振
【評】150キロを計測するツーシームと縦のスライダー、チェンジアップを武器に、セットアッパー候補として獲得
開幕から1軍入りを果たすと、増田達至、牧田和久と共にリリーフ陣の一角を担い、32ホールドを挙げ、チームをCS進出に導いた
しかし8月以降は打ち込まれるというケースも目立ち、CSでも勝負所で弱さもあったことで、11月1日に退団が発表された
成績の割にはBB/9が高く、グラウンドボーラーゆえに三振率が低いのもセットアッパーとしてみれば、物足りなかったと判断されたか
フランク・ガルセス 投手 左投左打 年俸6000万円
【1軍】 18試合2勝2敗 防御率6.39 31回 21奪三振
【2軍】 16試合3勝3敗 防御率3.55 33回 38奪三振
【評】最速152キロのストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップなどを投じ、手薄な左のリリーフ候補として獲得
開幕1軍を逃したものの、5月に1軍に昇格すると最初は不安定も徐々に安定した投球を見せていた
5月31日広島戦で先発で起用されたが、4回1/3、4失点、被安打3、5四球と打ち込まれてからは、1軍で打ちこまれるケースが目立ち始める
特に6月13日から9月18日の7試合ですべてで失点するなど結果を残せず、10月18日に契約を解除され、退団となった
球威はあったが、1軍で起用するには制球面が乏しいという印象だった
アレクシス・キャンデラリオ 投手 右投右打 年俸2500万円
【1軍】 1試合0勝1敗 防御率21.00 3回 6奪三振
【2軍】 17試合2勝8敗 防御率4.98 65回 51奪三振
【評】ドミニカ・メキシコ・ニカラグア・イタリア・ベネズエラ・アメリカと計7か国でプレーした経験を持って、入団
初登板となった5月2日ソフトバンク戦で3回7失点と打ち込まれ、翌日に2軍落ちすると2軍でも2勝7敗、防御率4.98と結果を残すことが出来ずに、9月18日に自由契約となり、退団
メジャー経験どころかマイナーでのプレー経験すら少なく、事前情報があまりにもないという状況で鈴木球団本部長も「ミステリアスな部分がある」と言うほど
正直にいうとどこに魅力を感じたのかと西武の外国人担当スカウトに聞きたいほど
スティーブン・ファイフ 投手 右投右打 年俸3300万円
【1軍】 5試合1勝1敗 防御率6.86 21.0回 11奪三振
【2軍】 10試合5勝2敗 防御率1.21 52.0回 30奪三振
【評】2013年にドジャースで3勝を挙げ、上位進出を目指す状況の中で6月17日に途中加入した右腕
初登板となった7月6日日本ハム戦では3回1/3、4失点と乱れたが、次戦では5回2失点で来日初勝利を挙げる
しかしそれ以降の登板では制球を乱して、5回目前で100球に到達するなど不安定な投球を露呈し、8月20日の登板を最後に2軍落ち
その後は1軍に昇格することなく、10月18日に契約を解除された
前評判以上に球速が出ず、打たせて取るというよりも打たれて取るという投球ばかりだった
東北楽天ゴールデンイーグルス
フランク・ハーマン 投手 右投左打 年俸7000万円
【1軍】 56試合3勝1敗1S33H 防御率2.72 53回 58奪三振
【評】名門ハーバード大学卒業という経歴を持ち、平均151キロのストレートとスライダーを武器にリリーフの一角を期待され、入団
OP戦やシーズン序盤はボークを取られる場面が目立っていたが、シーズンが進むにつれて、改善
リードしている場面での登板機会が増えるとリリーフの一角として33ホールドを挙げ、チーム4年ぶりのCS進出に貢献し、残留を勝ち取った
シーズン序盤のボークの多さで厳しいと思っていたが、すぐに修正できるのはハーバード大学卒業という頭の良さや理解力のおかげなのかもしれない
ジョシュ・コラレス 投手 右投右打 年俸600万円
【1軍】 1試合0勝0敗 防御率15.00 3.0回 3奪三振
【2軍】 8試合3勝0敗 防御率6.75 17.1回 16奪三振
【評】2015年には社会人野球でプレーし、16年からはBCリーグ・富山に加入し、首位を走っていた6月に戦力強化として獲得
1軍初登板となったのは加入から2か月たった8月15日西武戦
しかし初回に4失点するなど3回5失点と打ち込まれ、KOされたが敗戦投手にはならなかった
翌日に2軍に降格するとシーズン中に再昇格することなく、シーズンを終えた
退団する可能性もあったが、11月27日に来季も残留する事が発表された
正直2軍でも防御率6点台で年齢も若くないのになぜ残留したのかが分からない
一部ではBCリーグとのパイプ維持のためと言われているが、来年1軍で投げれるかは正直微妙だ