今回書くフェルナンデスさんも57歳の早すぎる死にショックが大きかったです。
僕自身も大のファンで、西武時代はテレビや球場等で夢中になって見てました。想い出を振り返りたくて今回書こうと思いました。
初めてフェルナンデス選手を知ったのは西武に入団する前年の99年で、当時スポーツ報知を購読していた中、確か夏頃の新聞記事の3面あたりに安打量産で4割に近かった為か大きく掲載されていました。
まさか翌年日本の西武ライオンズに入団する事になるとは当然思ってもいませんでした。しばらくは記事を残していたはずでしたが見当たらず、その記事にサインを頂きたかったので自分の整理整頓が甘かった事に悔いが残りました。
そして超大物助っ人の入団に凄く興奮しました。キャンプのスポーツニュースにはくぎ付けで雰囲気、オーラ、独特の調整に興味が高まりました。
早速オープン戦の時にお会い出来、一緒にいたジェファーソン選手からは快く応じて頂けてその流れで高まる思いと共にフェルナンデス選手の元へ向かうと「NoNoNoNoNo‼」とモロに断られてしまいました
しかしすぐにまた姿を出し、応じては頂けましたが何か言い続けながらではありました
ただサインはしっかり書いて下さりました。
シーズンでは、当時テレビで朝放送されていたレッツゴーライオンズで活躍を沢山見る事が出来、球場の方でも２度お会いする事が出来ました。
１度目は僕より先に小さい子供達がフェルナンデス選手の元へ元気良く向かいました。オープン戦でお会いした時に気難しさを痛感したのでどうなるかと思いましたがそこはやはり大人の対応でコミカルにおどけてました
そのおかげで？僕も穏やかに応じて頂けました。
２度目の時はシーズン終盤で何人かのファンに応じ続けていましたが、僕の所で手を前に出しサインを終えてしまい聖書を読み始めてしましました
仕方ないかと思う所でしょうがやはり目の前で終わってしまうと悔しい気持ちが高まるもので、また好きすぎる為引き下がれなかったです
かと言って駄々をこねる様な真似はしたくないので……
かと言って駄々をこねる様な真似はしたくないので……そこで頭に浮かんだのは、某CMのチワワでした。そのチワワの様に目で訴えてみました
……するとそれに気付いたフェル様は僕を見て吹き出しました
本を閉じ、英語なので良くは分かりませんがおそらく「良いよ分かったよ書くよ」という感じで引き続き応じてくれました
頂けたのも勿論ですが、超大物相手にこの様なやりとりが出来た事は当時からずっと嬉しく思ってました。
その日は満足して周辺を歩き回っていたら、また聖書を読むフェル氏に遭遇しそんなつもりはありませんでしたが今度は向こうのジェスチャーが大きかったです
１年のみではありましたが、僕の様な素人が見ても分かる超一流のプレーや振る舞いを見せて頂けた事はとても大きな財産になりました。
本当感謝してます、ありがとうございました。
