逆方向に引っ張るための練習
『パイプバックハンドバッティング』
パイプバットを使った室内バッティング練習です。
グランドが使えない室内練習で行います。
打っているのはファンボールです。
練習のポイント
○バックハンドで押し込む
逆方向に打つためには、前の手で裁くだけでなく、
バックハンド（後ろの手）で押し込む力が必要になります。
その感覚を得るための練習です。
バックハンドだけで打ちに行き、
打ち終わった後、力の方向を、打球を飛ばしたい方向に向けます。
小中学生の多くの選手は、
スイングの力が、前ではなく、背中方向に向かってしまいます。
バットを投げるとよくわかりますが、
ネクストバッターズサークルの方に飛ぶ選手がほとんどのはずです。
（試にやってみる場合は、くれぐれも注意してください。）
上の動画を見ると、
力の方向が『前方向』に向いているのがわかります。
ボールを飛ばす方向に力を向ける。
これが逆方向に引っ張るための秘訣です。
○前の手のポジショニング
前の手は『お腹』に当てます。
体の開きを抑えるためです。
体が開くと、背中方向に力が伝わってしまいます。
後ろ側の肩を抑えてもよいと思うのですが、
肩を触っていると、
肩が下がって下からバットが出る感覚がついてしまいます。
自然に振り切れる『お腹』でOKです。
○パイプバットの意味
通常のバットを使っての
バックハンドの練習メニュ―もあります。
しかし、パイプバットを使うことによって、
鋭いスイングで、
押し込む感覚を強く感じることができます。
通常のバットでは振り切れないので、
ここまでの感覚を感じることができません。
パイプバットで振り切った後に通常のバットで振りぬくと、
体が感覚を覚えているため、鋭いスイングで逆方向に打つことができます。
繰り返しやっていけば、ワンランク上のバッティングができるようになります。
○バッティング練習
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