ヒジが下がる投げ方を改善!『イス投げ』
イスの上に軸足(後ろ側の足)を置いて送球します。
練習のポイント
○『ヒジが下がる』を確認
『ヒジが下がる』ってどういう事かを確認。
これが理解できていないと、本人が何故練習に取り組まなければならないかが解りません。
しかし、指導者側が『ヒジが下がる概念』が解っていないケースが多いんです。
『S-S-E』と呼ばれていて『ショルダー・ショルダー・エルボー』の意味です。
投球の時に、肩・肩・ヒジが一直線になっていることが好ましいとされてます。
この角度のことを『ゼロポジション』なんていう言い方もします。
怪我の原因となるので、なるべく早いうちに矯正してあげたいところです。
まずはこの肩・肩の後のヒジが下がっている選手に、その自覚を持たせる。
○体重移動
『ヒジを上げろ』といっても、なかなか投げ方は変わらない。
投げ方を矯正するときは、別の所を修正して、自然と正しい投げ方に近づいていく『自動化』が大切。
ヒジだけ治そうとすると変になってしまうんです。
そこで体重移動を使ってヒジが下がるのを矯正。
投げ終わったあとは、必ず前の足に体重がかかっているかを確認すること。
ヒジが下がってしまう選手に多いのは以下のようなケース。
・身体が投げて側に傾いている
・首が投げて側に倒れている。
ヒジや腕の使い方ばかりに意識が行ってしまいがちですが、原因は別の所に
あるケースは良くあること。
上記の事例に引っかかる場合は、この練習でバランスの矯正をしていこう。
にほんブログ村
ブログランキング【くつろぐ】