京橋花月「ブラストが笑う夜」レポ×感想Ⅱ | Always Happy WEEKENDER

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メモ無し&一回しか見ていないので、台詞間違いなどあるかもしれません。



























頭を殴られ倒れている黒石に、銃を向ける西郷。お前がわかなを殺したと訴え、わかなの着信音の銃声を聞いた黒石は俺たちが聞こえてない音を聞いた、つまり現場の近くにいたということだと推理。
更に先ほど聞こえたサイレンは、偽物だった。西郷はサイレンを聞いた黒石が焦っていたことも話した。そして、依頼されたからわかなを殺したと話す黒石に笑いかける。

そんな西郷を格好いいと呟く上村。そこで西郷は狂ったように笑い出した。
何がカッコイイだ。さっきおまえら、散々言ってたじゃねぇか。クズだの人間の底辺だの
そう話し出す西郷に、面々は戸惑う。
そうだ……オレがブラストだっ!!

豹変する西郷。ブラスト=西郷武の武を音読み→ブ=西郷=さいご=ラスト。何かを叫ぶ鉄男と板井を銃で殴る。
五人の命を握ってる。支配したことないだろ
隙をみて飛び出した上村にも銃を向ける西郷。本日何度目かの気絶。西郷が別のほうを向いてる間に上村を板井が起こす。
びびってる、殺したヤツのお化けが見えるんだろ、怖いんだろ。そう西郷を挑発する黒石。何度も蹴られ、ぼろぼろになる黒石。

最後に、とどめとして銃を向ける。




銃声が聞こえ、撃たれたと思った黒石は無事だった。撃たれたのはブラスト、西郷。銃を落とし、静かに座り込む。
どういうことだ、と困惑していると部屋から死んだ筈のわかなが現れた。手には銃を構えている。更に自殺した青山も現れる。

実はこれらは全て西郷を捕まえる為に行っていたものだった。つまり潜入捜査をしていたわかなと青山。わかなが男で、黒石とメールしていたまいちゃんだということも話す。
黒石にわかなの心臓を撃てと依頼したのも、注射器を廃墟に届けたのも、全ては彼らの仕業だった。

悔しそうに「なぜ俺だと分かった」と尋ねる西郷。青山たちは、西郷が警察に電話するといっていたが、電波が届かない場所でどうやっていつしたのか=実はしていない。最初に鉄男に人殺しがいると言われたときにすぐに警察に連絡しなかったこと、武器の入った鞄を置いていかせたことなどを話した。
単に驚かしてた訳じゃないことも。

鉄男は俺は何もしてないと叫ぶ。西郷はお前みたいなのが一番タチが悪いと呟く。そして西郷に何故こんなことをしたのか問いかける青山たち。立ち上がった西郷の口から出たのは、「復讐」という言葉だった。

***

西郷は、元々芸人をしていた。一方でネット上では酷い誹謗中傷を浴びていた。息子が中傷されていることを知った母親は病んでしまうが、気づかれないように振舞っていた。ある日西郷は親子で共演するという番組のオファーを受けた。キラキラしていただろう息子の顔をみて断れなかった母親は承諾し共演を果たした。だが、その数日後に母親は自殺した。ネット上で母親は、消えろだのブスだのという酷い中傷が浴びせられたからだ。

お笑いで母を喜ばせようと思っていた、だけどお笑いで母を殺してしまった。「おまえらみたいなクズのせいでっ!!」泣きながら叫ぶ西郷の言葉に、耳を塞いで俯く鉄男。青山と渋谷は、誰かに向かって声を掛ける。「……警部
そして立ち上がる警部、上村。ただ気絶ばかりしてた訳じゃなくお前を見張っていたと西郷に向けて話す。無気力になった西郷と、酔って寝ていた稲取を連れていく青山と渋谷。去っていく板井。

残されたのは知らなかった、自分の憂さ晴らしで誰かが傷付いたなんて。何がクズだ、本当にクズなのは俺だと泣きながら自分を責める鉄男と、彼に優しく話し掛ける上村。

そして何処かに去っていく上村。鉄男は、もう絶対にしないから許してくれと叫ぶ。
聞こえたのは、トイレの水を流す音。
聞いてー、とまた叫ぶ鉄男。

【完】.


【最後のトークにて】

石田さん、吉村さんがイキリのポーズをしだす。
喋ってる梶さんの眼鏡が手に引っ掛かり飛んで行く(笑)
石田さんの気絶したときに見ている夢の内容を梶さんにとられ、発想が同じ的なことを言われて二人で握手。
演出の鈴木さんが出てきて(主に梶さんのw)ダメ出し開始。
本坊さんが房野さんに殴られたときの倒れ方。私も気になりました、やけに大きい音したような。
石田さんがいうには徹さんの役かっこよすぎるらしい。私も思いました。徹さん出てきてすぐに惚れました(笑)
女装していた水口さんの声が面白い。高くしようとしたらお母さんみたいな声になる。
石田さん、房野さんの演技に自分の脚本なのにリハと本番で泣く。私も本気で泣きましたけどね(笑)
ルミネ(東京)では犯人が変わるかも。「鈴木さんがブラストで……」石田さん「書きましょう」←
亮さんの「リゾート気分!!」がウケていた?(笑)あまりやると通常公演でウケなくなる、とか。


他にもまだあったかもしれませんが取り合えずここまで。また思い出したら書きたい(笑)6時間掛けて書いたレポ。期待してた以上に楽しかった。とにかく良いお芝居でした。リアルだなと思いました。やっぱ些細な一言が人を傷付けてとんでもないことになってしまう、人間の怖さみたいなものを見た気がします……(笑)

何より徹くんと房野さんが格好良かった。やっぱ普段の明るい芸人さんも良いけど、ああいうシリアスなのも良いですね。お芝居はシリアスなやつが好き。OPの音楽が頭から離れない。探偵学園Qみたいな(笑)何か好きな曲調だった、欲しい。

DVDにして欲しい、(笑)


それでは。長い長い文章を読んで頂き、本当に有り難うございます。