京橋花月「ブラストが笑う夜」レポ×感想Ⅰ | Always Happy WEEKENDER

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調べれば他に詳しいレポが見つかると思うので別に書かなくていいかなと思ったんですが。
……やっぱ行ったという事実は残したいので、あくまで自己満ということで。その為かなり意味不明です。他の方のレポを参考に、必死に思い出しながら書いてみました。

順番ごちゃごちゃになってるかもです。それとセリフや行動などはうろ覚えのものが多いです。記憶間違い多そうですねー。










2011/6/10(金)19:30~

【出演・劇作・脚本】石田明
【演出】鈴木つかさ
【出演】ブロードキャスト/ソラシド/若月/梶剛

【役名】間違えてたらすいません。
草木鉄男(吉村)引きこもり
西郷武(房野)警備員
レッドウルフ/黒石(徹)殺し屋
青山純吾(亮)彼氏
渋谷わかな(水口)彼女
板井一馬(本坊)医者
稲取(梶)武器商人
上村(石田)新人警備員

【あらすじ】
物語は、鉄男が母親に暴言を吐くところから始まる。鉄男は憂さ晴らしのために芸人のブログを荒らし楽しんでいた。(荒らす前に、どこ荒らすか的なことを言って松竹だのサンミュージックだの名前をあげて最終的によしもとに)

そして鉄男(ブログでの名前はダイヤモンド不愉快)のコメントにブラスト名乗る者から書き込みが。言い争う二人。そしてブラストは最近話題になっている連続殺人事件の犯人は俺だ、お前も殺してやろうかと殺人予告を書き込む。
嘘だ、本当だのやり取りを行ったあと殺せるもんならやってみろ、と強がる鉄男に、ブラストは第一病院?の廃墟へ来いと日時と共に告げる。誰が行くかとコメントするも、ブラストに来なければ家まで行って家族ごと殺すと返されてしまう。

家なんて分かるはずない、そんな鉄男にブラストは、なぜ自宅から近い廃墟を選んだと思う?と問う。偶然だと鉄男は言うが、ブラストは次々と挑発的なこと書き込み、最終的に鉄男は発狂しパソコンを踏み潰し壊してしまう。
パソコン壊しちゃった……まだローンあったのに。ジャパネットさーん

(順番忘れましたが、大体の人物が出てから人物紹介してました。この時の音楽と演出が物凄く格好良かったです。ピンクっぽいライトが綺麗で、出演者のポーズも良かった)


【始まり】

場面は変わり第一病院の廃墟になる。警備員の西郷が見回りをしているそこは、心霊スポットとして有名な場所で、金土日は人が絶えないらしい。後ろからは新人警備員の上村がやって来る。少しオドオドしながらも警備の仕事を続ける。
警備員の他にも、カップルの青山とわかなは廃墟で心霊マニアを驚かせる遊びをしていた。
一方、医者である板井は発注した注射器が届かないと困っていた。それを別の場所――第一病院にあると知らされ渋々ながらも取りに行く。

殺し屋のレッドウルフこと黒石は誰かと電話をしていた。相手は武器商人の稲取。銃がほしいと伝える。代金は1丁30万、5丁31万。取り合えず5丁頼み、電話を切る。取引場所は第一病院。そこは黒石が殺しを依頼された場所でもあった。

***

約束の日、鉄男はリュックに様々な武器を入れ、廃墟へとやって来た。武器はバットや短い竹刀、ハンガー、殺虫剤、ピコピコハンマーなど。
怯えながら歩き、西郷と上村に出会うと思いきりピコピコハンマーを振り回す鉄男。不審者扱いされてしまう鉄男は、この廃墟に人殺し(ブラスト)がいるかもしれないと説明する。そして始まるブラスト探し。

暫くして長椅子に置かれた段ボールを見つける鉄男たち。鉄男はピコピコハンマーで背中を叩いて西郷を呼び、知らせる。段ボールに近づく三人、だが。そこにいきなりお化けに変装した青山とわかなが飛び出してくる。物凄い悲鳴をあげ、その場から逃げていく鉄男と西郷。一人残された上村は、気絶しその場に崩れる。
青山とわかなは先ほど鉄男たちが見ていた段ボールを見つける。中にはナース服が入っていた。それを持ち去り、着替えようと立ち去る二人。

戻ってきた鉄男、西郷、上村は怪しいまだみていない部屋を探す。そこに稲取が銃の入った段ボールを持ってやって来る。段ボールを長椅子に置いて立ち去ろうとするが、それを見付けた三人は驚き、また上村は気絶する。銃の存在に気付き、叫び逃げ出す鉄男。「ぎゃあ、ブラストだっ。撃ーたーれーるー!!」追い掛ける西郷。

そのあとやって来た黒石に銃が渡される。黒石が手にしたのは一丁だけ。その場にまたやって来た青山とわかなに名前を聞かれ、心霊マニアに間違われる。「お前は黒石、俺は青山。俺の勝利だ圧勝だ
黒石が立ち去ったあと、青山たち二人は見付けた四丁の銃を二丁ずつ持ち去る。

一方、廃墟にやって来た板井は戻ってきた鉄男と西郷の二人が絡み合っている(房野さんが吉村さんを押し倒して説得中→つまりちょっとした勘違いが起こる)場面を見てしまう。それでも長椅子(ホモゾーン)にある銃入りの段ボールを発注した注射器の箱だと勘違い、それを持ち去ろうとする。
気づいた西郷たち(中身が銃だということは知っている)は板井に驚き、怯える。去ろうとする板井に待って下さいと止める西郷。気絶してる上村もいれて「三人でやって下さい」とまだ勘違いしている板井。


逃げ回る鉄男たちと鉢合わせする板井と黒石。銃の入った段ボールを勝手に持ち去ろうとしていると勘違いした黒石は、板井に「その箱は置いてって貰おうか」と言う。だが中身を銃ではなく注射器だと思っている板井は渡さない。結局、互いに勘違いしたまま二人は話を始める。
注射器だと思っている板井は、小学5・6年生を全員打つ、老人も打つ、10年に1万人は打ったなどと話す。

一方、銃だと思っている黒石は10年に8人ほど撃ったと話し「痛いのは嫌い?」という板井の問いに「痛いで済むようなもんじゃない」と怒鳴る。こうして板井は皆から人殺しだと思われてしまう。

***

自分達の他に誰か居ないか見てくる、とその場を離れる青山。一人になったわかなは、繋ぎ合わせた真っ赤な衣服を来たりしていた。。そのまま部屋に隠れ、ナース姿の青山を連れた西郷がやって来る。お化け騒ぎの犯人を捕まえて、普段着に着替えさせる。
西郷にもう一人(わかな)の居場所を聞かれ、女子トイレの中だと答える青山。結局わかなは、部屋に隠れているのでトイレにはいないが、変わりにわかなが着ていた服に血がついたものが出てきて、西郷以外は全員わかなが怪物に食べられたと嘆き、落ち込む。
西郷は廃墟の入り口に鍵をかけた。これ以上人を増やさない為だった。そして去っていく西郷たちと、一人残る青山。

部屋から出てきたわかなが顔まで隠した赤い怪物のような服のまま青山の肩を叩く。驚いて持っていた銃でわかなに発砲する青山。生きてたのかと驚く青山に「いま死ぬとこだった」とわかなが言う。
それより、今の銃声で誰か戻って来るかもしれないから着替えろと青山。さっきと同じ部屋に入り着替え始めるわかな。

その部屋に逃げてきた鉄男が入ってしまう。叫び声を上げるわかな。そこにやってきた黒石。響く二発の銃声。「恨みはないが仕事だから仕方ない」そう呟き黒石は立ち去ろうとする。
しかし扉には、鍵が掛かっている。

慌ててやって来た西郷は部屋に入り、足を痛めた鉄男を抱えながら出てくる。二発の銃声。一発目はわかなの着信音だった。そして二発目は黒石が撃ったもの。部屋の中でわかなが血まみれで倒れているのを発見した青山はそのままトイレに駆け込み銃で自殺してしまう。

やって来た板井が二人の容態を確認するが、やはりもう手遅れだった。青山が使用し落ちていた銃を西郷に渡す板井。
鉄男は「ブラストは俺を撃つつもりだった。でも間違えてあの人(わかな)を撃ったんだ」と嘆きブラストへ対する暴言を吐く。

板井が人殺しだと鉄男に言われ、慌てて否定し、自分が言っていたのは注射器だったことを説明する。段ボールに入っていた注射器を見て戸惑う黒石。最後のブラスト探し。
黒石=ブラックストーン=ブラスト
板井=ブランドもののストラップ=ブラスト
稲取=ブランデーをストローで=ブラスト
青山=ブラジャー柄のTシャツにストライプのズボン=ブラスト


***

鳴り響くパトカーのサイレン。鉄男も板井も上村も扉に駆け寄り、西郷に鍵を開けるよう頼む(稲取は酔って長椅子の上で寝ている)。
黒石は他に人がいないか確かめてくると走り逃げ去る。それをバットを持ったまま素早く追っていく西郷。何かを殴る音が聞こえ一瞬動作が止まる。そして奥から転がってきたのは……




レッドウルフこと黒石だった。