素晴らしい「講書始の儀」 | 沙貴 誉 のブログ 『答えは自分の中にある☆薔薇の館でスピリチュアルなお茶会を』

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 皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) ですピンク薔薇

 

 

 今年も「講書始の儀」が行われました。

 

 何名かの講師の方がいらっしゃったのですが、大阪大学の武田佐知子名誉教授が日本古代の服装などについて講義されたのですが、これがもう今の時代にタイムリーと言うか、必然的な内容でした。

 

 まずはネット記事を紹介させて頂きます。

 

 

 テレ朝news 2025年01月10日(金)

 

 

 記事を引用します。引用部分を青色にしてあります。

 

 

 大阪大学の武田佐知子名誉教授は、日本古代の服装などについて講義し、奈良時代に東大寺の大仏開眼に出席した聖武太上天皇と妃の光明皇太后、娘の孝謙天皇が同じ白の礼服だったと指摘しました。

 

  そして「古代に6人、8代の女性の天皇が現れたのは、男女同形の礼服の存在が大きいと思っている」と述べ、両陛下らは熱心に耳を傾けられていました。

 

 

 引用は以上です。

 

 このご時世に女性天皇を取り扱った講義ですよ!。素晴らしすぎます。

 

 孝謙天皇は、日本史上初そして今のところ唯一の女性皇太子となった御方です。

 

 孝謙天皇は父親が聖武天皇。母親が光明皇后。

 

 光明皇后は、父親は藤原不比等、母親は県犬養橘三千代。

 

 聖武天皇の母親の藤原宮子は、光明皇后の異母姉。

 

 という事で、聖武天皇の母方祖父は藤原不比等となります。

 

 孝謙天皇は、父親の聖武天皇からも、母親の光明皇后からも、藤原不比等の血を受け継いでるという人物となり、藤原不比等の後ろ盾を得ている強力な内親王でした。

 

 聖武天皇には親王が二人いましたが、第1皇子は早世してしまい、第2皇子は安積親王という方でした。

 

 安積親王の母親は県犬養広刀自という人物で、父親は県犬養唐。母親は不明だそうです。

 

 安積親王は強い後ろ盾がいなかったので、皇太子になれなかったと言われています。

 

 父親の聖武天皇からして藤原不比等の孫なので、聖武天皇は元から藤原不比等の血を引く妻・光明皇后の産んだ、藤原不比等の孫娘に当たる(ややこしい)孝謙天皇を重視して、史上初の女性皇太子としたのかもしれません。

 

 ちなみに、安積親王の同腹の姉には井上内親王がおり、この方、悲劇的な死を迎えた事から怨霊になったと考えられ、慰霊され鎮魂されますが、井上内親王の祟りを恐れた夫の光仁天皇の勅願が発されて建立されたと言われているのが、秋篠寺です。A宮様の宮号の由来は、この秋篠寺のある奈良県奈良市にある秋篠の地名からだそうです。

 

 まあ、だから何だという話で、あまり何でもこじつけるのは良くないのですが(;^_^A。

 

 とは言え、一説によると、井上内親王と息子の他戸親王がそれぞれ廃后・廃太子され、二人が不自然な死を遂げた理由は、家臣たちの権力争いやそれによる皇位継承争いがあったために、二人はその陰謀の犠牲となったのでは?、との説もあります。

 

 何でもかんでもこじつけるのは良くありませんが、皇位継承争いの陰謀に巻き込まれて不自然な死を遂げた疑いのある井上内親王が怨霊になったとされて、その祟りを鎮めるために建立されたお寺があるという部分では、現代で皇位継承に関して策略と陰謀を巡らせている関係者への戒めのようにも思えてきます。(私が勝手にそう感じているだけです)

 

 話が逸れたので元に戻しますね。

 

 大阪大学名誉教授の武田氏が、「講書始の儀」の場で女性天皇をこのご時世に語ったというのが、感慨深くて感動しました。

 

 これ、971庁は知らなかったのかな?。知っていたら、女性天皇が語られる内容の講義は阻止されそうな気がしますが。

 

 もしかしたら、チョーカンに覚られないように971庁の有志が上手く事を運んだのかな?。

 

 それとも、チョーカンが武田氏の講義の内容が「日本古代の服装」としか知らずに、「服装(ファッション)ならばカコちんが興味持ってくれそう」とか勝手に思ってOK出しちゃったとか…?。

 

 あくまで推測というか想像(妄想)なので、真に受けないで下さいね(;^_^A。

 

 どのような経緯があったにせよ、これはもう天の計らいでしょう。

 

 新年の大切な「講書始の儀」の内容の一つが日本の古代史で、しかも史上初の女性皇太子となり女性天皇(しかも重祚して2度も)となった御方の名前が出てくるのですから。

 

 時代は動いていますよ。確実に。

 

 と言うか、この「日本古代の服装」の講義、面白そう。私も聞きたかった。

 

 今年は是非、敬宮様の飛躍の年になって頂きたいです。是非とも海外公務を。多くの国民はそう願っています。