皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
日常生活が忙しくて、ブログもYouTubeもなかなかチェック出来ない日々でした。
やっと時間が出来たので、ブログを書こうかなと思ったら、ネット記事であの英女優マギー・スミス氏がお亡くなりになった事を知りました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
まずはそのネット記事をご紹介します。
マギー・スミス氏は、映画『ハリー・ポッター』でマクゴナガル先生役を演じた事で有名な女優さんです(他にも有名な作品に数々出演されていますが)。
私はマクゴナガル先生も、ドラマ『ダウントン・アビー』での先代の伯爵夫人ヴァイオレット役も、とにかく素敵でとても魅力的だったと思います。
『ダウントン・アビー』は私は映画版は観ていないので、いつかNHKが放送してくれないかと、もう何年も待っているのですが、全く音沙汰なしで悲しいです。
マクゴナガル先生もヴァイオレット夫人も、圧倒的な存在感で見る人を惹きつける魅力を放っていました。
そう言えば、『ダウントン・アビー』の物語の中核として、当時(1912年~)では貴族の爵位と財産は男系男子にしか相続が認められなかった、という社会的な背景がありました。
『ダウントン・アビー』は、英貴族のグランサム伯爵家とその使用人たちの物語です。
グランサム伯爵家では、伯爵(ヴァイオレット夫人の息子)の子供は三人の姉妹しかおらず、この娘たちには伯爵家の爵位も財産も相続が認められなかったので、親戚が後継者と決まっていたのですが、その後継者と伯爵の長女が婚約してゆくゆくは子孫が爵位と財産を受け継ぐ、という予定でした。
ところが…。
…という感じに物語が進んで行きます。
確か、私の記憶に間違いが無ければ、『ダウントン・アビー』では伯爵の妻・コーラはアメリカの富豪の娘で、コーラの持参金が結構な莫大な金額だったらしいのです。
それなのに娘三人には伯爵家の爵位も財産も受け継ぐ権利が無く、コーラの持参金を親戚で後継者といえども他人に渡すのは気が進まないので、その後継者と長女が結婚して男児が生まれれば、実質的に長女の息子つまりコーラの血の繋がったその孫に持参金が受け継がれるチャンスがあるという事で、後継者と長女の結婚が重要となる、といった感じの背景があったと思います。
(記憶違いがあったらお許し下さいねm(__)m)
まあ、ドラマとは言え、男系男子にしか後継者を認めない制度は歪みを生じてしまいますよね。
なぜ、伯爵の実子なのに、娘というだけで後継者となれないのか。
一族の親戚とは言え、他人の男に爵位と財産を渡さないといけないのか。
理不尽な思いを抱えながらも、当時は制度に従った人々も少なくなかったのではと思います。
まあ、当時は多分、爵位も財産も個人の所有物というよりも、一族の所有物という感覚だったのかも?、しれませんけれどね。よく分かりませんが。
そんな波乱万丈な伯爵家の中で、一族の長老として重鎮として、ヴァイオレット夫人は存在感を放っていました。
でも結構人間臭いというか、人間的な部分もある、素敵なおばあちゃまという感じでした。
映画版、NHKで放送してくれないかな~。でも多分、放送してくれたら映画観ながらヴァイオレット夫人が出てきた場面で泣いてしまうかもしれませんが。
マギー・スミスさん、素敵な演技をたくさんありがとうございました。
天国でゆっくりとお休み下さい。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごし下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように
参考資料
BBC News
2024年09月27日(金)