簡潔に言いますと低温湿熱による間充物質の移動と乾燥による間充物質の固着を利用したパーマです
訳分かりませんね(笑)
ではエアウエーブについて説明していきます
使用するのは普通のパーマの時と同じ薬剤です
コレはエアウエーブ専用のロッドです小さい穴がいっぱい空いていますね
このロッドで巻いていきます
1剤塗布後の放置までは普通のパーマと同じなので説明は省きます。
普通のパーマの手順はこちらhttp://ameblo.jp/basara--blog/entry-10706188332.html
普通のパーマは
チェック → OK → 2剤塗布お願いしま~す
ですが、エアウエーブの場合は2剤の前にロッドを巻いたままで1剤をシャンプー台で洗い流します
この後にエアウエーブの機械で髪を加温(45~55℃)していきます
ここが低温湿熱による間充物質の移動です
曲げられた状態で乾かさないように温めることによって、毛髪内部の繊維やCMC、表面のキューティクルが無理の無い位置に移動するということです
これをクリープといいます
同じ繊維質の竹に例えましょう
両端を持ってグイッと曲げると、内側の繊維は縮み、外側の繊維は伸びます。
互いに元に戻ろうとするので手を離すと竹は真っ直ぐに戻ります。
あくまでイメージですが
曲げた竹を火であぶって形を固定するのがデジタルパーマです
曲げた竹を蒸して繊維の反発力を無くすのがエアウエーブです
何となくダメージが少ない感じがしますね
クリープの次は乾燥による間充物質の固着です
蒸して形をつけた後、今度はそのまま乾かしてしっかり固定しましょう
ということです
主に、上図のCMCを固めていく作業です
これをガラス化といいます
このようにロッド一本づつにチューブを挿し、髪の水分を吸い出して乾かしていきます
この時もそうですが、クリープの時も温風の音で回りの音は何も聞こえません(笑)
少しの間だけ孤独ですが我慢してくださいm(_ _ )m
乾いたらチューブを外して、普通のパーマと同様に2剤を塗布して終了で~す
このパーマの最大の特徴は大きくしっかりかかるのにタンパク変性が起こらない事です
なので、普通のパーマと同じ周期でかけれます
もうひとつの特徴は、クリープとガラス化のおかげで普通のパーマより弱い薬剤で同じカールを出せます
『パーマのダメージが気になる』とか『パーマしたいけど、痛んでるからキレイにかかるか心配』とお思いの方に最適です
質感はデジパーより柔らかいので、硬い髪質の方でもふんわりユル巻きな感じになります
それぞれのパーマを簡単に説明していきましたが結構長くなりましたね
パーマ以外の事についてもこれから書いていきます
アメブロ会員じゃなくてもコメントは書けますので何かご質問やご指摘がございましたらお気軽にコメント下さい
最後まで読んでいただいてありがとうございました
久保