【読書】完売画家【感想文】 | 疑家族製造所〜作品制作記録〜

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オブジェ制作と、3Dモデリングソフト『Blender』を用いて、3Dモデルを作成しています。

真剣ですよ。私は。
お疲れ様です!バライタです!

 

以前から気になっていた、

『完売画家 中島健太著』読了しました。

マジで良い書籍。
文庫にならないかな?
著者は日本のマーケットにコミットして
活動している画家です。
そして私は国内外問わず、私の作品をご覧頂ける、
親しんで頂けるチャンスがあるのならどこにでも
発信していきたい人間です。
本書と方向性が違うのでは?
いやいや、元のスタート地点はそれほど相違は
ないんじゃないかと思います。
それでは勉強させて頂きますっ!!

目次

 

P.57『公募団体の役割』

勉強になりました。

公募をよくわかっていませんでしたが、
募集しているのだから良いでしょ?ということで
ちょこちょこ応募していました。
応募した経験があったから本書の説明がよくわかりました。
…そういうことか。言われて見ればそうだな。

 

P.132『早く多く描かなければ、勝負の舞台に上がれない』

うなずける内容です。

作品数が無ければ『個展』ができません。
そして『作品集』も作れない。
新作を作らねば『公募展』に応募できません。
(いつまでも古い作品で応募するわけには
いきませんからね)
作り続けなければ『認知』されない・『広がらない』。

とても良くわかります。

 

P.137『「描きたい絵」と「売れる絵」』

身に染みる良い内容。

私が作りたいものは、30~40cmぐらいの

可動する人形さんです。

つまり、『球体関節人形』です。

 

しかし、世間様が求めているものは、

聞くところによると、どうやら

20cm以下の小さくて可愛い、そして

手に取りやすい、親しみやすいお値段の

人形さんのようですね。

たしかに、お家に飾りやすいサイズは

20cm以下ですね。

我が家も狭いので、小さいものは

ついつい欲しくなる。

 

私が思うに、

『作りたい作品』と

『売れる(であろう)作品』、

コンセプトからガラッと変えて、

制作にあたるべきですね。

あと、材料や作り方も変える必要があると思います。

…でも立体物である以上、

強度の問題は無視できないよね…。

 

P.162『完売作家で居続ける』

この項目のP.164の頭の太文字②番にご注目。

自分の作品をご購入頂いたお客様の『幸福度』かぁ…。

自分の作品が、購入者を

幸せ(豊か)にするということですよね。

 

例えば、『洗濯機』を購入し使用することで、

購入者は自分自身で『洗濯』する必要がなくなって、

『空いた時間』を『他の事』に当てることができるようになり、

その分、『ゆとりを持って生活』できるようになる。

ゆとり=幸せ

 

上記の幸せは、時間的・物理的な幸せですよね。

では私の作品(アート)はどのような幸せを提供できるのか?

正直、洗濯機みたいに物理的には役に立ちません。

さらに言えば、所有していることで、

人に自慢できるものでもありません。

となると、精神的な幸せ?

例えば、眺める、あるいは触れることで

幸せを感じてもらえる作品…。

ちょっと、自分に当てはめて考えてみるか…。

これは次回(?)までの宿題にします。

 

みぞおちに刺さる、とても良い書籍

この書籍…あまり人に教えたくない…ですね。

拝読し、今後の私の動き方が見えてきました。
著者は画家で、私は立体作家ですから、
少々動きは異なりますが、それでも向かう方向は
同じだと思います。
 
随分長くなっちゃいましたので、
今日はこのあたりで失礼します。
お疲れ様でした。
 

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