韓国旅。最終回(慶州) | ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

ことばの魅力、文化の面白さを紹介しています。

(ヨンチュン公、杯に酒を注ぐ)


「父上、酒が溢れております。」


「ああ、チュンチュや。


父の器がお前の大志を収めるには、

この杯のように小さすぎる。」



「チュンチュや。


廃王の子孫に同じ運命が定められているなら

志を広げてみよ。」



こんばんは。



韓国ドラマ「大王の夢」のワンシーンがかっこよくて書き留めてしまった私です。

いかがお過ごしでしょうか。



ようやく今回で完結させますよ、韓国旅。



ドラマ「大王の夢」で出てくるのは、1世紀ごろの韓国、いわゆる『三国時代』です。

高句麗、百済、新羅という三国があったのは、学校でも習ったと思います。


韓国語では、カタカナ表記ですけど、コクリョ、ペクチェ、シンラという発音です。



日本(当時「倭」)は、百済と親密な関係だったというのは、

歴史の勉強でありましたよね。思い出せますかねー。

白村江の戦いってありましたよねー。



さて、タイトルに書いた慶州(キョンジュ)という所は、

その三国のうちの、新羅の首都だった所です。



釜山からはけっこう近く、釜山の学生は遠足などで行く事があるそうです。



釜山からは高速バスで1時間ちょっと(?)ぐらいで行けます。

(寝てたからよく分からない…笑)



ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」


釜山、老圃洞(ノッポドン)のバスターミナル。




ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

ここで慶州経由ポハン(浦項)(蔚山だったかも…)行きのバスに乗りました。


バスに乗って、座った席の前に韓国人のおばちゃんが座っていたので、ちょっと話をしたら、

「慶州着いたら起こしてあげる」


と言ってくださって、「何て親切なんだ」と思いました。



そして、爆睡(笑)




慶州に着いておばちゃんにお礼を言って、


着いたのが慶州の市バスターミナル。



ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」


慶州は、周りが山に囲まれたとてものどかな所でした。



実は、妻のお義父さんが今ここに暮らしているんですね。




それで、連絡をして迎えに来てもらい、さて、何か名物でも食べようか…




と言っても、お義父さんは、特に美味しい名物料理のお店を知らないということでした。


そこで、


よく行くという中華料理のお店へ。



中華かい!!



と思うでしょうが、



韓国の中華料理は、日本のそれとは微妙に違うんです。



韓国人が中華料理と言って思い浮かべるのは、


酢豚、チャンポン、ジャージャー麺


というのが定番ですね。



ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

酢豚。


日本のは、ケチャップが入っていて赤いイメージですが、

韓国ではあんかけのタレなんですね。


そして、


ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

これが、チャンポン。


日本で定番のチャンポンは、

長崎チャンポンが有名ですが、

韓国式は、辛い赤いスープです。



どっちも私は好きだなー


ご馳走様でした。



腹ごしらえをしたら、


せっかくなので、観光をしようということになり、


連れて行ってもらったのが、


雁鴨池/臨海殿址(アンアプジ/イムへジョンジ・안압지/임해전지)



だと、思います(日も暮れていたので、よく分かっていない笑)



ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」


ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」


ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」


ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

ライトアップされていて、人も多く、とても雰囲気がよい所でした。

ここは、夏の暑い日に来ると最高ですね。

しばらくいても全然飽きません。




さて、公園を出て、



何気なくみんなでぶらぶらと歩いていると、


ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」


分かります?


これ、


蓮の畑(でいいのかな)


一面蓮で、めちゃくちゃ幻想的です。


これは、初めて目にした光景でしたねー。




ばーやちゃんのブログ「リンガフランカ」

こんな花畑もあります。

やばいでしょ。


花の中に入ってポーズをとり、記念写真を撮っている人々が結構いました。



しばらく歩いていると、


お義父さんが、アイスでも食べるか?


と言ってくださいました。



はい、食べます。


と答えると、



道端の駄菓子屋に入り、


「好きなのを選びなさい」と。



私は、1つ選んで、店の軒先の縁台に座ってアイスを食べました。



すると、店から大量のアイスを持ったお義父さんが。



え?


と思いましたね。



まさか、と思っていたら、自分で全部食べるとの事。



途中アイスを勧められてもう一つ食べましたが、



まだ残っているので、さらにもう一つ食べるか、と勧められたので、






丁重にお断りしました笑






それでも一つ残ったので、



帰り道のタクシーを拾った際に、運転手さんにあげてましたね。



さすがに。



豪快すぎるだろ。とその時密かに思っていました(笑)




その後私と妻は、夜の最終バスで釜山に帰ってきました。



弾丸ツアーで疲労困憊でしたが、とても思い出に残る1日となったのは間違いありません。(=⌒▽⌒=)



ありがとう。アボジ。サランハンミダ~。

またお会いできるのを楽しみにしています。