ヨロブンアンニョンハシムニカ
ご無沙汰してます。
タイトルに書きましたが、続く言葉分かりますよね?
もちろん続くのは、「愛嬌(あいきょう)」です。
男は度胸、女は愛嬌。
でも、最近の若い人達はすんなり出てくるだろうか?
ちょっと馴染みは薄くなっているのではないだろうか?
なんてじいさん臭い事を考えてますが、若者に聞いてみないと分かりませんね。
今日は、そんな事を書きたいわけではなくて、
国を変えまして、韓国ではどうなのかという事を書いてみたいと思います。
実は、韓国では、この古臭いかもしれない考え方が今でも強く社会の中に根付いています。
儒教思想が強く残っているせいもあるのかな?
私は、それは決して嫌いなわけではなく、むしろ好きな方です。
面白いのは、韓国の女性はたぶん8~9割の人といってもいいかな?
愛嬌の「ネタ」というものを持っているという事です。
よっぽどクールじゃない限り、リクエストすればだいたいの人が愛嬌のネタをやってくれます(笑)
このノリは、日本ではたぶん関西では想像できますけど、関東ではあまり見ないかな~
すぐノリでできますからね。
「愛嬌をやってみて」というフリをテレビのバラエティー番組ではよく見かけます。
人によっては似合っていませんが、それでもやるだけはやります。
似合ってない人には、それなりのツッコミを入れるという、返し方もあるんですねえ、これがまた笑
やっぱり関西のノリの気がするな~
私の妻も何か食べたい時とか、この「愛嬌」という技を繰り出してきます。
「オッパー(年上の男性に使う呼びかけ、「兄さん」という意味だが日本語に当てはまるものがいまだに見つからない)ハンバーガー食べたい~買ってきてちょうだい~」
みたいな。(^_^;)文章に書くとただ鳥肌ものですけど。(笑)
でも実際は、洗練されているから、別に嫌味や媚びには聞こえないんです。
うまくかわいらしく言うんですよね。
そして「ふざけてるね」という返しをしても会話は成立します。
この文化は、義理人情という面で考えるととても人なつこい、よいものだと私は思います。
それから、これもよく見かけるし妻もするのですが、嬉しい時に抱きついてきたりします。
これって日本ではあまりしないですよね?
これも、感情がよく伝わってきて、慣れた今では喜怒哀楽を共に分かち合うという意味で、私は好きですが…
色々書きましたが最後に、
「男は度胸」という考え方ももう一方あるのを忘れてはいけません。
だから、私なんかは結婚前、妻の親、親戚に会うのにとても緊張したのを覚えています。
根性がなさそうなひ弱な男は、うーんちょっと…
というのが社会感情の底流には流れているのです。
まあ、それも私にとっては嫌いなわけではないものなので、
だから結婚できたのでしょうね(笑)
では、また
ヨロブンアンニョンイジュムセヨ
おやすみなさい。